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 《インナーチャイルド》 心の奥の自分の本当の気持ちを知る


みなさんこんにちは、Linda°です。


前回、感情を手放すワークを紹介した記事の最後で
インナーチャイルドについて少し触れました。


今回の記事は「インナーチャイルド」について深く掘り下げるものになるます。


そもそも「インナーチャイルド」とは、「自分の本当の感情」、あるいは「潜在意識」とされていて、


主に幼い頃の環境によって、それぞれに形成されます。


この時「愛されている安心感」を充分に手に入れることができなかった人は

対人関係の築き方をうまく安定させることができない「愛着障害」を持つことが多く、


これは恋愛関係や人間関係におけるアナタの「反応の仕方」や「パターン」などに密接に関係しています。



目の前に最後の一粒のいちごがあったとして、

それを食べたいけれど他の人に我慢して譲る時、


「本当は食べたいな」「我慢したくないな」


このような本音がインナーチャイルドの声となります。


特に私たち日本人は、文化的な面に大きく影響を受けており、

当たり前のように「本当の自分の気持ち」を押し殺して相手のために便宜を図る傾向にあります。


そのために、そもそも「本当の自分の気持ち」に気がついていない人が多いのです。

いちごだって「食べたい」と思っているのに気がつかず、「譲るのが当たり前」で済ませてしまっている・・・。


まぁいちご一粒ぐらい他人に譲ったところで、なんの影響があるんだろう?と思われる方もいるかもしれませんね。


でも、もしそれが日々積み重なっているとしたらどうでしょう?


食べたいランチを友達に合わせて違うもの選び、

そこまで欲しくなかった洋服も店員さんにうまく乗せられて購入して、


本当に欲しいものは「似合わないよ」なんて言われたら遠慮してしまって買えないでいる・・・。


悲しくてがっかりしてしまった出来事も相手を傷つけまいと「大丈夫」で済ませたり、

お相手はアナタが喜んでいると勘違いしていることも、本当のことが言えなくて、ずっと同じことが繰り返される・・・・


たかがいちご一粒を「食べたい」と言えないでいることは、案外大きな"問題"の一角なのかもしれません。


では、アナタがこのように「自分の本当の気持ち」がなかなか言い出せず、あるいは本音を言うことすら選択肢に上がらないでいるのは何故でしょうか?


もしかすると幼い頃、


「遠慮をすること」が美徳とされ、大切に守ように言われ続けてきたからかもしれませんし、

なんらかの理由で親の機嫌を伺い、常にいい子でいるように努めていたために、本音をなかなか言い出せず、相手の顔色を伺う癖がついているのかもしれません。



今の例えは「自分の本当の気持ちをうまく話せない」ということにフォーカスを当てましたが、


インナーチャイルドというのは、このように幼い頃の自分の環境が大きく影響をしています。


親から「これはだめだ」「お前にはできっこない」と言われ続けてきた人は、自分に自信を持つことが難しくなり、

挑戦する機会を持てなかったため、新しい環境にいくことを恐れるようになったり・・・


このように幼い頃の体験が影響して、

本来、私たちが安心して自分の気持ちに自信を持って誰かに接したり、何かに対して取り組めなくなってしまうことを


「インナーチャイルドが傷ついている」

と言う風に表現をします。


自分の本当の気持ちに気がつかないで過ごしていることもまた「インナーチャイルド」が無視されていることとなり、知らず知らずのうちにインナーチャイルドを傷つけてしまっているのです。


アナタのインナーチャイルドは傷ついてはいませんか?


今少し、確かめてみましょう。


目を閉じて、自分の中に「3歳くらいの頃の自分」を思い浮かべてみてください。

「〇〇ちゃん」「〇〇くん」など自分の幼い頃のあだ名で呼びかけてあげてみてください。


さて、アナタのインナーチャイルドはどんな表情をしていますか?


笑顔で元気に返事をしてくれましたか?

隅っこの方でいじけてはいませんか?

なんだか悲しくて泣いていますか?

「いちご食べたかったぁ」と怒っていますか?


思い浮かべた3歳ぐらいのアナタの表情や状態はそのまま、インナーチャイルドの癒されるべき問題や状態を表しています。

笑顔だったり、楽しそうだったりしているのならアナタのインナーチャイルドはきちんと癒されているようです。


この時、泣いていたり、怒っていたり、何か癒すべき問題があるな、と思われた方は思い切って

3歳の頃のアナタに話しかけてみてください。


「どうして泣いているの?」「どうして怒っているの?」という風に。


初めは自問自答が自作自演のように思えるかもしれませんが、

パッと思いつく答えは大抵アナタが本当に癒したり解決したりする必要のある回答です。


アナタのインナーチャイルドは何と言っていますか?


できればその答えを叶えてあげましょう。

また、願いを叶えるのが難しい人も、叶えることができそうな人も、


最後に、3歳の頃の自分をぎゅ〜〜っと抱きしめて「〇〇ちゃん/〇〇くん、生まれてきてくれてありがとう。大丈夫だよ。愛されてるよ。愛してるよ。」と伝えてあげてください。


この時、本当に自分をぎゅっと抱きしめるとインナーチャイルドの癒しに効果的面です◎!


自分のインナーチャイルドと向き合ってみると、ポロポロと涙が出てくる人が多いんです。


きっとそれだけ、本当の自分の気持ちを押し殺して頑張ってきた証なんでしょうね。


しっかりと癒して、自分をもっともっと愛してあげてくださいね。




Linda°



・・・余談ですが、私はTHE BLUE HEARTSが大好きで、

まさに涙も答えも心のずっと奥の方にあって、そこに水をあげるんですね。





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