見出し画像

怒られたくないなら、怒らない

されたくないことを、私は人にしない。
そんな当たり前のことを、少し前の私はできなかった。

私の彼氏なら、旦那なら、家族なら、してくれるのが当たり前、とさえ思ってしまっていた。

だから私のして欲しいことを彼らがしてくれない時、私は怒った。


それが当時の私には普通だった。


でも今は違う。

私がされたくないことを、人にしないようにすれば、されない、ということがわかってきた。

自分が相手に嫌なことをしないようにすれば、相手は私に嫌なことをしてこないのだ。


一つ前の記事で、正義は視点によって天国にも地獄にもなるって気づいたことも関係すると思う。



まだ努力途中だけど。


逆に、私が人にして欲しいことを、積極的にしてあげる、ようにしている。


例えば、私は悩んでいる時に自分から誰かにその胸の内を語ることが、迷惑になるんじゃないか?負担にさせちゃうんじゃないか?今忙しいんじゃないか?とか、、色々考えてしまっていた。

そんな時、『誰か私に声をかけてくれたらいいのに』と思っていた。でも誰も声をかけてくれなかった。


だから私は、
私がみんなの悩みに気づけるように、小さな信号に気づいて声をかけてあげられたらいいな、私ができるようになったら、
いつか私に周りが声をかけてくれたらいいな、と思った。


その時から、
自分がして欲しいことは、自分がまず始めるべきなんだとわかった。

今、私は悩みを相談できる人がいる。
何かあった?って、その子にはいつでも私が声をかけるから。

小さいことで言うと、
私が元旦那とケンタッキーを手づかみで食べていて、ティッシュで手を拭きたい時、
『あぁ、この人は気が利かないなー、言わないと(ティッシュを)取ってくれないのか』と前の私は思っていた。

今思えば、元旦那はケンタッキーに夢中になっている時だった。
そりゃ、自分(彼)は食べている途中なんだから、ティッシュ要らないよな、まだ。
当然私がティッシュが欲しいかも?なんて、言わないとわからないよな。と今なら思える。

元旦那、ごめん。

して欲しいなーと思うことは自分から積極的にする、でもしてくれない時は求めずに言葉で伝える、
これに尽きると思う。


もう一つ、怒らなくて済む考え方をシェアしたい。


弊社の社長が
良いリーダーについていくつか話してくれた。その中で、私に特に刺さったフレーズはこうだ。


良いリーダーは、後輩ができることに期待しない。後輩ができない時を想定して複数のABCパターンを用意しておく。
そうすることで後輩がミスを恐れずに遠慮なく様々なことに挑戦できる。
後輩が期待以上の結果を出せなくても怒ることはなく、ABCのパターンを想定してあるので、フォローすることができる。


--

私は最近、この考えを日常的に取り入れている。


約束の時間に来ない相手なら、
元は責めたり、怒って帰ったり、泣く時もあったと思う。

今はABC(D)パターンとして
A時間通り来る
B時間通りに来ない場合、近くにXXがあるから買い物しようかな
C本最近読めてないな、本屋さんでも探すか
D近くを散歩して知見を広げようかな

どれも私にとって魅力的な4つのパターンを用意してあるので、A時間通り来る じゃなかったとしてもどれでもOKな私。
生まれた時間で本読めるの最高。となる。


怒られたくないなら、怒らないようにする。それで自分のストレスが軽減されるなら、これは私の良い習慣だ。


自分がされたくないことはしない、されたいことは自分から積極的にする。

そうすると少しずつ、日常が、周りの人たちが、変わっていく(かもしれない)。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?