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リンピオユキト発進せよ!

宅配クリーニングというサービスをご存知でしょうか。宅急便業者に配送してもらうクリーニングの事です。
クリーニングというと、沢山の衣類を抱えて町のショップに持ってゆくというのが今までのスタイルでした。そして、ビニールに包装されて、ハンガーに吊り下げたものを受け取って持って帰る。
しかし、これが結構面倒なのです。
そこで、全国に張り巡らされた宅急便の配送網を使って、クリーニング衣料をご自宅までお届けしようというサービスが始まりました。
水やお米など重いものを持ち運ぶ煩わしさから解放されるために、ネットで注文するこの頃です。往復荷物を運ぶというクリーニングをネットで対応しないのは理不尽です。
そこでネット対応のクリーニングサービスが出現するのは必然でありました。
今では、スマホでのお申込みによる宅配クリーニングサービスが、知られるようになってきました。しかし、まだまだこの文明の利器をお使いでない方も多いことでしょう。
そこで私たちは、この宅配クリーニングサービスをもっと皆さんに知っていただこうと、ノートに投稿することにしました。
宅配クリーニング専門店リンピオユキトの生い立ちから、現在のサービス。お客様の意外と知らない宅配クリーニングの盲点や、はまったらぬけられなくなる利便性なども、どんどん書き足して行こうと思っています。

リンピオユキトの名称

学名 limpioyukito
俗称 リンピオユキト
Limpioはスペイン語で『清潔』『綺麗』を意味する。
ネットショップを開設するにあたって、冠になる洒落た言葉を探しあぐねて辿り着いた。
日本人にはなじみがなく、覚えにくいのが難点。
ちなみに、あとにつづくyukitoはただ単に経営者の名前。
リンピオユキトを検索すると、当店のホームページに辿り着くが、リンピオだけだとなかなかたどり着けない微妙な情勢である。

リンピオユキトの生息域

リンピオユキトは鳥取県の西部に生息しています。
有名な鳥取砂丘があるのは鳥取県東部。
大山という山があるのが鳥取県西部です。山岳信仰の対象になり山伏などが暮らしたという山。
宇多田ヒカルがサントリー『奥大山の天然水』のCMをしたところがリンピオユキトの生息域です。

また、オシドリが多く飛来することでも有名で、自然に恵まれた環境にあります。

昔はたたらという鉄づくりの盛んな地方で、平安時代には『国宝童子切』で有名な刀匠大原安綱一族がいたというところです。(刀剣マニアでない方はご存じない世界です)
近年は人の流出が激しく、いわゆる過疎化の進んだ地方となっています。私たちはここでのんびり暮らしてきたのですが、いつまでものんびりしていられなくなりました。
人が減るということはお客様が減るという事なのです。
ビジネスになりません。
そこで私たちは、思い切って視界を広げてみることにしたのです。

リンピオユキトの生態

おいおいに書いてゆこうと思いますが、リンピオユキトの経営母体は佐々木クリーニング店と称して、現在の経営者は3代目です(わたしのことね)。
私は、以前から地域の人口減少を問題視していて、近くの米子市に5店ほど営業所を作ってみたりもしました。しかしただ単に価格競争となってしまい、良質なサービスを提供する老舗という私共のコンセプトとおよそかけ離れたものとなってしまいました。無理に自分たちの理想に近づけようとすると採算に合わなくなり悩む日々が続きます。
そして、2005年2月に方向転換。当時まだ珍しかったインターネットに手を出し、ホームページを開設してメールによる受付を始めました。
当時は、まだライバル店もいなくて順調に売り上げを上げることができていました。
当時のお客様は、今現在もお取引が続いていて、大事なお客様です。
しかしその後、たまたまおこなった近隣のクリーニング店の買収に成功し、インタネットビジネスからM&A(そんなたいそうなものではないが)に軸足を移してしまいます。いくつかのクリーニング店を吸収して売り上げを伸ばしていった私は、慢心してしまいました。
好事魔多しというやつでございます。

しばらくは、安定した売り上げを維持できたものの、この地方ではさらに人口減少が進み、ふたたび事業規模をじわじわと縮小せざるを得なくなりました。
この期に至って、また新たな展開を模索することになります。
そこで、以前のインターネットショップ形態に立ち戻って、新たな宅配クリーニングの事業展開をしてみようと考えたのです。
しかし私の考えは、桃のシロップ漬けにあんこと蜂蜜をトッピングしたように、めちゃめちゃ甘かったのです。
インターネット事業に目を向けてみると、すでに宅配クリーニング業界は群雄割拠の状態になっていました。
それでも苦心惨憺の末、リンピオユキトのホームページを作り、アマゾンにも出店しました。
胃を痛め、夢にうなされながら、さまざまな取り組みをするうちに、少しづつですがお客様のお申し込みがはじまりました。
いまではアマゾンでは業界に一店しか選ばれない『amazon`s choice』に選ばれています。


苦悩の日々が続きます。
ちなみに息子が手伝ってくれているインスタグラムです。
これからの先行きにも、多少の目途がたったところで、がんばってビジネスを展開してゆきます。
リンピオユキトの自己紹介でした。

#リンピオ #宅配クリーニング #創業 #起業 #ビジネス #アマゾン


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