りみっと

囲碁・テニスが好きな旦那と二人暮らしの漫画・折り紙大好きな放課後児童支援員してるおばさん

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マガジン

  • 連想ゲーム的な雑記

    連想ゲーム的に思ったことを書き連ねた記事のまとめ

  • 【漫画感想】

    ネットだったり書籍だったり… とにかく漫画の感想です。アニメではありません。

  • 気になるジョン

    通勤途中に見かけるワンコ。とっても可愛い! ジョンの幸せを祈っての雑記。

  • 博士と助手シリーズ

    植物学者木下とその助手井上の日々日常を描いたショートショート集

  • 迷作の森 壱

    2000字位までの作品収納庫 ショートショート中心

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風の中で待っている…

お小遣い叩いて買った初めてのレコード(レコードなのだよ。CDじゃなくて)は、当時大人気TV番組『木枯らし紋次郎』の主題歌『だれかが風の中で』だ。この曲や物語の良さは、むつらさんのnoteに時々熱く綴られているので、そちらを読まれると良いと思う。で、むつらさんのnoteの語りと多少被ってしまうかもしれないが、私の好きな歌詞の部分はイントロの… どこかで誰かがきっと待っていてくれる と、エンディングの… きっとおまえは風の中で待っている である。この2文だけで既に物語が、

    • いのちの歌|連想ゲーム的な雑記(10)

      先日、私の入会しているママさんコーラスの演奏会があった。私が入会して約20年、でも団体としてはその倍位は活動しているようだ。そもそもは地元の幼稚園の卒園式で、PTAとして歌を披露するために集まり練習したのが始まりらしい。子どもたちが卒園し小学校にあがってからも「またみんなで歌を歌いたいね」という仲間たちで作られたコーラス団は、地域で少しずつ音楽好きの心の琴線にふれて広がり…私もそんな仲間の一人となった。 2年に一回程度で練習の披露をする場を設けていた。しかし数年前の国際的に

      • 【SS】祈願上手と奇岩シューズ|#毎週ショートショートnote(裏お題含む)

        「いや〜、スゴイねぇ。ここまでお参りに来る人がいるんだね」 番組の企画で某神社を訪問している。かなり山奥へ来たが、今までの番組の流れだとこれで終わりのはずがない。 案内役の地元の物知り爺さんが言った。 「へぇ。だども、この先に本当の神様がおられますじゃ。願い事を成就させるにゃ、この先まで行くんが祈願上手なんじゃが」 なんとなく伝わる地元の言葉に「祈願を成就させるにゃ、先まで行くのが祈願上手なんですね」と笑いながら爺さんの後ろを着いていく。それにしても険しい山道だ。

        • そう言えばNNさんの『お宅のカレー見せてください』企画、今日まででしたね。 この間作りました。ジャガイモがある…と思ったら無くって、肉・ニンジン・タマネギ・シメジ・ブロッコリーの具となりました。

        • 固定された記事

        風の中で待っている…

        • いのちの歌|連想ゲーム的な雑記(10)

        • 【SS】祈願上手と奇岩シューズ|#毎週ショートショートnote(裏お題含む)

        • そう言えばNNさんの『お宅のカレー見せてください』企画、今日まででしたね。 この間作りました。ジャガイモがある…と思ったら無くって、肉・ニンジン・タマネギ・シメジ・ブロッコリーの具となりました。

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        記事

          5/24 今日はコーラスの発表会でした。感染症対策で2年位開催延期していたので、久々の演奏会は緊張がいっぱい!それでもなんとか17曲、歌いきりました。会場は写真の左下階段から中に入ります。旦那も聞きにきました😅

          5/24 今日はコーラスの発表会でした。感染症対策で2年位開催延期していたので、久々の演奏会は緊張がいっぱい!それでもなんとか17曲、歌いきりました。会場は写真の左下階段から中に入ります。旦那も聞きにきました😅

          金魚まつりへ|#シロクマ文芸部

          「金魚鉢がなんであの形をしているか知ってる?」 蘊蓄語りの好きな夫が話しかけて来た。 「知らない。きれいだからじゃないの?」 我が家には、夫が説明しようとしているガラス製で壺型の縁が波状になった金魚鉢はない。玄関先にある四角い水槽でグッピーを飼っている。 「ふふふ。実はあの形は偶然の産物なんだ」 「本当は違う形を作ろうとしていた、っていうこと?」 「そう。ガラスの金魚鉢は最初は風鈴のように上から吊るしていたんだ。その時は金魚玉と呼ばれていたそうだよ。そのうち床に置

          金魚まつりへ|#シロクマ文芸部

          【SS】文学トリマーと山岳カルマ|#毎週ショートショートnote(裏お題含む)

          「文学トリマーさん?面白いペンネームね。由来を教えてくださっても?」 「もちろんです。僕はご覧になってわかるように…いわゆるハーフ、父がイギリス人なんです。父は母と日本で出会い、運命を感じたとかで結婚して…」 短編を書き上げた若い新人作家と初めて対面したが、作品よりも正直、名前の方に興味が注がれた。 「で、僕が生まれました。父は日本の精神みたいなものに惹かれていたようで、僕に「真心のある人であれ」という意味の『執真』という、ちょっとお寺の人みたいな感じの名前をつけました

          【SS】文学トリマーと山岳カルマ|#毎週ショートショートnote(裏お題含む)

          今日のお買い物(浮かれっぷりが凄い)

          今日のお買い物(浮かれっぷりが凄い)

          5/19 今日は文フリ東京38に足を伸ばしました。たくさんの創作物と創作者の方々に出会えて、とてもしあわせになりました。 いろいろとたくさん、ありがとうございました。(帰路の車中にて)

          5/19 今日は文フリ東京38に足を伸ばしました。たくさんの創作物と創作者の方々に出会えて、とてもしあわせになりました。 いろいろとたくさん、ありがとうございました。(帰路の車中にて)

          君に届かない|#青ブラ文学部

          還暦を過ぎて、ぼちぼち終活とかにも真剣に向き合わないと…なんて、たまに思う今日この頃。 学生時代、オフコースの歌が好きだった。片想いだけはいつもしていたが、オフコースの歌の中に出てくる愛や(交際があっての)別れとかいまいちピンと来ず、大人になればいつかわかるんだろうな…と思いながら聴いていた。 『老人のつぶやき』という歌がある。 もうすぐ人生が終わる時のそんな心境を歌にしたみたいですが… 小田和正さんだってまだ若かったでしょうけれど、なんでこのような歌が生まれたのか。で

          君に届かない|#青ブラ文学部

          赤と黒|#シロクマ文芸部

          白い靴紐を赤に替える。私の戦闘シューズの誕生だ。 「色を変えるだけで誰のバッシュかわかるし、意外とオシャレだよね」 仲間のミカが言う。 バスケットボールをしていると、すぐに靴を履き潰す。何度もコートを走ったり止まったりを繰り返すから、底の滑り止めがすり減るのだ。見た目はキレイでも、靴の裏側はけっこう悲鳴をあげている。 自分のお気に入りのバッシュは他にも愛用している人が多く、靴の色も基本は白いのが多い。安定の安心感は心強いけれど、ほんのちょっぴり物足りなさもある。だから

          赤と黒|#シロクマ文芸部

          新しいカーテン【エッセイ】

          先日、約半年ぶりに実家に寄った。昨年の11月ポッカリと空いた休日、母に「カーテンを新しくしたいんだけど」と懇願されていたので、寝具店のカーテンコーナーの買い物に付き合って以来… 多忙だったとは言え、誠に薄情な娘(=私)である。で、やっと新調したカーテンの仕上がりを見ることができた。 さて、まずは11月のお話から。一階のリビングと二階の母の寝室のカーテンは、家を建てた時からずっと掛かっていたものなので何十年?も経っていた。かなり上質な素材だったようだが退色しているし生地も弱っ

          新しいカーテン【エッセイ】

          【SS】記憶冷凍と二億斉藤|#毎週ショートショートnote(裏お題含む)

          「えっ、難しい…」 ボケ防止のために買った頭の体操的な本の中に、そんな命題があった。 「例えば百恵ちゃんの歌のタイトルを四字熟語で…という感じかな。『いい日旅立ち』は『良日旅立』とか、ってまんまだし」 「そんなに深く考えなくていいんじゃね?俺は劇団四季のミュージカルで『記憶冷凍』だな」 夫が横から口を出して来た。 「『記憶冷凍』って何?」 「英語に直せばわかるだろ?memoryとFrozenだよ。キャッツとアナ雪さ」 「言われてみればそうかも。なるほど!」 「

          【SS】記憶冷凍と二億斉藤|#毎週ショートショートnote(裏お題含む)

          風流韻事・能戸高校書道部【春弦サビ小説】

          「いくよっ!」 「はいっ!」 袴の和装に襷をかけて、 少女たちは巨大な毛筆を振り上げ、 音楽に合わせて筆を運ぶ。 流れるように三人が同時に漢文らしき文字を書き 少し遅れて、鉢巻をキリリと締めた主将らしき女子が たっぷりと墨を含ませた筆を紙面に落とす。 夏前に開催される書道部の席上揮毫大会に向けて練習中。 今日は汚れても良いように濃い色の和装だが、 大会では爽やかな色で参加する予定だ。 「やはり、最後の歌詞は力強く書いて決めなくっちゃね!」 今年は大好きな校歌を揮毫す

          風流韻事・能戸高校書道部【春弦サビ小説】

          永久欠番のあなたへ|#青ブラ文学部

          高校時代に別れてから…あなたはそのまま永久欠番。 高校三年の時に理系を選び、私を含めて五人しかいなかった女子同士で頑張り合っていた。勉強もしたし、恋話もしたし… 趣味の話もたくさんした。 私は読書やイラスト描き、コーラスが趣味だったので、コーラスはまぁ部活で発散していたけれど、文庫本を持参して「この本面白いよ」とか意見交換していた。で、たまに漫画も持って来ていた。 私はその頃、少女漫画雑誌より週刊少年◯◯風な漫画にハマっていた。大好きだった石森章太郎(当時は石ノ森ではな

          永久欠番のあなたへ|#青ブラ文学部

          BUNGEI-BU7|#シロクマ文芸部

          「は?芭蕉のパクリかよ。ダメじゃん!」 「いや、リスペクトと言って欲しいな」 能戸高校の図書準備室で、文芸同好会の自称部長と会長が、会報発行のための記事を推敲中。今回は『俳句』を作ってみよう…としているのだが、なかなかオリジナルの作品は創れないようだ。 「お前こそ、それは中村汀女のパクリだし」 「えっ?そうだったのか?無意識だった」 「しゃぼん玉の季語は春だから季節が混ざっているし。でもちょうど今くらいの時期で合ってるかも…」 「正岡子規だな…」 「これはなんとなく積読

          BUNGEI-BU7|#シロクマ文芸部