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コーチングを学び始めてみた

昔から関心のあったコーチングを、とうとう学んでみることにした。

人事部に配属になって、新卒採用・社会人採用・その他職制採用・採用者との定期面談・部下との面談・インターンやOG訪問などなど、ざっと数えてみたら年間150~180人くらいと面接や面談をしていることがわかった。

私は初対面の人と話をすることはまったく苦にならないのだが、面接・面談の時間内では表面的な会話で終わってしまって相手のことをよく深堀できず、せっかくの時間を有意義に使えていない気がして、自分の「質問力」に疑問を感じていた。このもどかしさを解決するには何を学んだらよいのか…と、周囲のキャリアコンサルタント資格保持者や、カウンセラー資格保持者、コーチング資格保持者などなどにヒアリングし、調べてみて、とりあえずコーチングが一番自分の知りたいことのヒントをくれそうだと思って始めることにしたのだった。

まだ初級で、全体の理論や傾聴や質問といった初級スキルを学んだだけだが、それでも自分が疑問に思っていたことがさらにクリアになって向学心がさらに強まった。また、クラスでは流れから参加者の強みをほめる・認める会話が多くなされることから、クラスを受けると非常に元気が出る。

●初級クラスで学んだこと(驚いたこと)は以下の3つ

・コーチは正解を知っている必要がない。

・質問はクライアントのためにする。(コーチが聞きたいことを聞くのでもなく、何かを教えるために聞くのでもない。)

・フィードバックは自分の直感を信じて、リスクをとることになろうとも躊躇せずに短く伝える。

受講する前に悩んでいた質問力について、自分は「聞きたいことを聞き出すための質問しかしてなかった」ことに気づけた。またクローズドクエスチョンが多いのは、自分が正解を知っていないといけないと思っていたからかも。そして、自分が感じたことは率直に伝えていい、リスクはとらないといけない、などなど、すごく学びが多かった。

●クラスで言われてうれしかったことは以下。

・コミュニケーションが好きで会話を楽しんでいる。だから話していても心を開くことができる。

・ほめるのがうまく、ほめることがコミュニケーションの基盤になっている。

・感情や想いを伝えるのがうまい。

初対面の人とでも会話を楽しむのが好き、というのは、実は特技であり強みだったのかも、と再認識した。ますますコーチングを学びたくなる。

ということで、次のステップのクラスも学ぶ予定。楽しみである。