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PDCA

本来、PDCAの本質とは効率や能率を超えて技術革新と絶えざる自己変革を呼び込んで、企業がスパイラルアップ(螺旋状の成長)していく事を目的としている。
スパイラルアップとは、四つのサイクルを取り入れて企業や組織が上に向かって引き上げていく様子を指します。
四つのサイクルとは、「計画、実行、評価、改善」のことで、ヒヤリハットなどを未然に防止するための安全の発想である。
企業や組織は、このPDCAの発想を見間違えてしまうことがある。
「失敗させないため」ではなく、「失敗に結びつけないため」という発想が正しいのかもしれない。

企業や組織というものは、発注者(取引先)と受託者という関係が成り立っています。
この関係性というものが、曲者でお互いにあるリスクを背負っている。
発注者側は、自社のことで手一杯のために下請け企業などに発注するわけであり、この「受託体質」は今や終盤、終焉を迎えつつあります。
この受託体質が生み出す悪い要因は何でしょうか。
受託者側は、受動性の高さという裏腹な弱みもありながら、硬直性という変革の足枷に転じてしまうおそれがあります。

受動性とは、外部からの影響や刺激に対する反応や自発性の欠如のことをいいます。
硬直性とは、柔軟性や適応性の欠如のことを言います。
両方に、共通して言えることは自律性の欠如に繋がるリスクがあると言うことです。

だから、PDCAの使い方や見誤り方を間違えると、過剰な計画と規則で自律的な創造力を毀損するおそれがあるのです。
欧米の科学的管理手法への違和感を感じたときに、それを放っておくと機械的、直線的な繰り返しに陥りかねないです。
何が大切かというと、体の内側からふつふつと湧き上がる心理的な欲求であり、内発的動機づけが必要だということです。

記事編集/ayami hoshino
引用記事/24.02.10 日経新聞朝刊のオピニオンより。

⚠️きちんとまとまっているかしらね🤔🤔🤔

わたしが、何故突然こんな記事を執筆したかと言いますと、実は去年の3月にPDCAの手帳を買ったんです。
8月くらいまでは毎日毎日きちんとつけていました。
ところが、ある日のこと。
わたしは疑問に思ったんですよ。 
こんなPDCA手帳に生活のリズムを崩されて、本来自分が思っていることや、イレギュラーなことが発生したときにPDCA手帳のサイクルからズレてしまう。とね。
何だか、自分で自分を束縛して、感受性や自律性を失いつつあると感じたので、辞めてしまいました。
そんなときに、今日の日経のある一面に目を奪われてしまったので、納得して書いたのです。

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