2024/06/16 玉ねぎ/青梅/とりあえず食べた
玉ねぎ
玉ねぎが大好き。
目にしみる新鮮さ。スライスして水にさらし、トマトと一緒にいただく。甘さと辛さのバランス、幸せ。
青梅
愛いうい、丸々とした梅が、今年はたくさん採れたので、梅酒と梅シロップを仕込んだ。
夫婦ともあまり呑めない人間で、昨年の梅酒がまだ残っているが、熟成させるといいらしいので、置いておく。
とりあえず食べた
今日は、自転車競技をやっている息子の、トラック(競輪場での競技)の大会があった。
強豪の中で健闘し、よくがんばったと思う。
しかし、表彰式でも浮かぬ顔をしている息子。親が話しかけても無視。
他の子たちは、親のところにやってきて、笑顔で記念撮影しているのに。
大会が終わって、一緒に車で帰ろうと声かけした。しかし彼は大きな荷物だけ置いて、炎天下をスタスタ歩いて去っていった。電車で帰るらしい。
部活の監督に、お礼がてら話しかけた。監督は、自分が彼の成績を全く褒めずに、もっと結果を出せたはずだと伝えたから、不本意なのではないかと言った。
そうだったのか。
彼が帰宅してきた。労いのことばをかけても、返事なし。かき氷あるよ、と言っても同様。
いろいろうるさかったのか、「話しかけないでほしい」と言い、部屋にこもってしまった。
今日は暑い競輪場の中でがんばって、消耗したと思うので、夕食は夫がお肉をたくさん買ってきた。野菜と一緒に鉄板炒めにした。
ごはんできたよと呼んでも、なかなかリビングに降りてこない。今は仕方ない、放っておこうと思ったら、やっと降りてきた。
黒毛和牛のステーキ、次にこま肉。彼は両方とも、もりもり食べた。畑のインゲン、きゅうり、トマトもワシワシと食べた。
食べているよ、よかったなあ。
無言で食事を終わるかなと予想していたが、ふつうに
「ごちそうさま」と言って、食器を片付けていった。
お腹が満たされると、心も少し落ち着くのだろうな。
その後、大学生の長女が帰ってきた。
長女はリビングでかき氷を食べはじめた。
そこで、今日の大会で彼がいかにがんばっていたか、彼女に大きな声で説明した。2階にいる息子に、聞こえていることを意識しながら。
「速い有名な子たちが複数エントリーしているレースだった。先頭に立ったが、経験不足から戦略ミスをして、2位になってしまった」
「しかし、今回のことで学んで練習と経験を積んでいけば、もっと伸びるだろう。期待している」
など、知識のない母親であるが、もっともらしいことを滔々と語った。自転車競技に詳しい、他の父兄からの受け売りである。
長女は、「本当にすごくがんばっていたんだねえ」と感心していた。
その後、息子は、少し晴れやかな顔になってリビングに降りてきた。
「かき氷どれ?」と言って、冷凍庫から一個持っていった。そして早めのお風呂に入ったようだ。
今日は本当によくがんばったね。
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