中谷是子

日々のことを記します。できごと、会った人、味わったもの、心動かされた本、音楽など。 3…

中谷是子

日々のことを記します。できごと、会った人、味わったもの、心動かされた本、音楽など。 3人の子育ても終盤に近づき、いろいろなことを忘れてしまう自分に驚き、備忘録として。

最近の記事

2024/05/23 旧知の人々に出会う私

仕事帰りに、ちょっと疲れてしまって、行こうと思っていた少し遠くのスーパーには行かずに、家の近所のコープに寄った。 すると、二十歳の長女が小学校の頃のママ友に出会った。8年間のブランクも感じられないくらい、楽しく話し、メールアドレスを交換した。 夜、彼女とLINE交換していたら、10年間会っていない同業のママ友からLINEメッセージが入った。 私がリハビリ担当医として受け持った患者さんがいて、遠方の施設に入所されたのだが、彼女のクリニックから往診に行ってくれることになった

    • Googleマップの中の家

      町内を歩いていると、今まで家があった場所が更地になっていたりする。 しばらく空き地のまま時間が過ぎて、気づくと新しい家ができている。 そうなると、以前どんな家があったのか思い出せない。 目にしていないものは、スルスルと記憶の引き出しから滑り出て行ってしまう。 誰かがそこで暮らしていた記憶のよすがが失われてしまい、なんだか落ち着かない気持ちになる。 わが家の向かいに、新しい家が2軒工事中である。 この2軒分の敷地には、去年までとても素敵な家が立っていた。オレンジ屋根のスペイ

      • 2024/05/20 かしわ屋さん

        今日は仕事帰りに寄り道。 目的地はかしわ屋さん。千葉から奈良に来て18年、とり肉のことを「かしわ」と自然に呼べるようになっている。 小さな軒を構えるお店に到着。ガラス戸をカラカラと開けると、 「今日は何にしましょ」と、ブラウス姿のおかみさんがガラスケースの向こうから笑顔で言う。 すぐ後ろには、割烹着を身につけたおやじさんが鮮やかな手つきで鶏を捌いている。ショーケースの中にはつやつやした各種かしわが並んでいる。 まずひき肉600g。いつもこれでそぼろの三色弁当を作る。ス

        • 2024/05/15 旬のもの

          職場の私のデスクに、いつもお花を置いてくれる女性がいる。 彼女の庭で咲いている季節の花だ。 朝出勤すると、可愛らしく生けてある花にほっとする。 彼女の心遣いと、花と緑の生きている存在感に、ありがたいなあと思う。 仕事していて疲れると、デスクに帰ってきてお茶を飲みながら、花と葉っぱを眺めたり、触ったりする。少しの間でも息抜きになる。 今日も仕事が終わり帰宅した。リビングの机の上にボウルいっぱいの豆があった。義父が育てている庭の畑のもの。最後の収穫があっようだ。 傍に、洗

        2024/05/23 旧知の人々に出会う私

          2024/05/14 ミートソースパスタ

          キャベツが1個498円?無理だなあ。 仕事帰り、スーパーの中を逡巡する。野菜が高くて、なかなか手が伸びない。1パック128円のピーマンは、薄緑色で美味しくなさそう。 今日の夕飯のメニューが決まっていない。 冷凍でない豚のひき肉がお買い得。餃子は手間がかかるなあ。 そうだ、ミートソーススパゲティーにしよう。 我が家では、ふだん、ほとんどパスタ料理は作らない。材料は何だったろうか。 とりあえず、1.7ミリのスパゲティー、トマト缶2つ、豚ひき肉800グラムを買った。野菜

          2024/05/14 ミートソースパスタ

          2024/05/09 日が長くてうれしい

          仕事から帰ってきて、夕方6時。まだ庭が明るくて、じっくりと庭の草花を見られる(今日の日の入りは、6:48)。 矢車草が一輪咲いているではないか。今年もよく咲いたね、よろしくね。 さて、夕食の準備を始める。豆ごはんを炊飯鍋にセットしたら、庭の片隅にニョキニョキと伸びたミツバをむしる。ついこの間まで小さかったと思うのに、いつの間にこんなに伸びたの。 ミツバの両脇には、アジサイ。まだ紫陽花と呼ぶには早い。緑のつぼみがちらほら、花に会うまでにはもう少しかかるね。 たくさんのミ

          2024/05/09 日が長くてうれしい

          疲れた心に効く私の一曲

          今日はなんだかしんどい、心が沈んで何をするにもおっくう。 新緑がいきいきしているのに、私の心はべっとりした灰色。 そんな時に救いを求めるように聴くのが、 Nick DrakeのRiver Man 1969年の曲。 私はBrad Mehldauがカバーしたことから知った。 シンプルで魂に響いてくる、絶望のなかの希望のような曲。

          疲れた心に効く私の一曲

          2024/05/07 路傍のレース細工

          散歩していたら、草ぼうぼうの空き地に白い花がのぞいていた。 雑草としてよく見かけるノラニンジンかと思ったら、オルレア(ホワイトレース)だった。 少し摘ませてもらった。帰ってきた時は、しんなりとうなだれていたが、花瓶に生けて30分後、シャキッとなってうれしかった。 ほんとうにレースのよう、繊細で可憐なお花。

          2024/05/07 路傍のレース細工

          2024/05/06 着物で半日過ごしてみた

          昨年秋から着付けを習った。トータル10回通って、名古屋帯の一重太鼓という結び方まで着られるようになった。娘の成人式の時、私も着物を着せてもらい、自分でも着てみたいと思ったのがきっかけである。 これまで着物を着て外出したのは2回だけ。まだ着るのに慣れておらず、着付けと支度で1時間半もかかってしまい、出かける前から汗をかいて疲労ぎみ。 習ったことを忘れないように、着る練習を定期的に続けていきたいが、ハードルが高い••。まとまった時間が取れない。 そんな中、着物の集まりで知り

          2024/05/06 着物で半日過ごしてみた

          2024/05/05 歌姫神社

          朝8:00に、散歩友だちが迎えにきた。すでに日差しが強い。 自宅から近所の雑木林を抜け、のどかな農園地帯でヤギとニワトリを見てからいつもの神社へ。 例年藤の花がきれいな場所であるが、今年は花があまり咲かぬうちに、緑の葉っぱが茂っていた(写真は去年のもの)。 この神社は、私の通勤路の途中にあり、しばしばお世話になっている。仕事が大変だった日に立ち寄る大切な場所だ。 わたしは病院での仕事をしていて、患者さんの状態が芳しくない時など、「あの時こうしておけば••」など、帰る道す

          2024/05/05 歌姫神社

          はじめまして

          自己紹介 こんにちは。アラフィフ、3人の子育ても終盤にかかっている女性です。千葉県出身、奈良県在住。医療関係の仕事をしています。 この年齢になり、いろいろなことを忘れてしまう自分に驚き、noteで日記をはじめることにしました。 また、何事も続かない性格なため、記録することで継続ができたら、という魂胆もあります。 日々のできごとや、アイデア、会った人、味わった本•音楽•食べ物•場所について、備忘録としてつづります。 【好きなこと】 ゆとりを持って作る料理、散歩、音楽を

          はじめまして