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俺だけレベルアップな件 1話~10話 【6.成長・工夫】その3 プロット分析【13フェイズ構造】
どうも
プロットのかたりべです。
前回、俺だけレベルアップな件の
第5話で13フェイズ構造の【6.成長・工夫】その2
分析しました。
具体的には
第5話のページ分析とシチュエーショングラフの
作成をしました。
※冒頭1話~10話の簡易的な全体分析はこちら
今回は前回の続きとして
第6話で13フェイズ構造の【6.成長・工夫】その3フェーズ
をみていきたいと思います。
第6話のおさらい
をしましょう。
↓
●第6話で13フェイズ構造の【6.成長・工夫】その3フェーズとなります。
■6.成長・工夫
第6話
![](https://assets.st-note.com/img/1716739346209-MGZ3WYCM89.jpg?width=800)
一つ目の試練(問題)を突破するために主人公は動く。
見事に主人公の推理が正解するがすぐさま第二の試練に突入する
(まったく気が抜けない)
13フェイズ構造の【6.成長・工夫】とは?
■6.成長・工夫
ここで主人公は苦境から脱するための成長をしたり
工夫が生まれたりする。
このフェイズでは必ず、主人公に苦痛を感じさせていなければならない
苦痛が強ければ強いほど成長の度合いは強まり次のフェイズ
が強化される。
次に
第6話をページごとに細かくみていきましょう。
第6話のページ分析
前回、【6.成長・工夫】に突入してから
しばらくP51までグラフが上昇していきます。
そこから、物語終盤になって新たに
成長や工夫を求められる展開となりグラフが下降していきます。
↓
1.前回のあらすじ(P6)
2.タイトル(P7)
3.大きな石像が主人公をみつめる(P8)
4.主人公の仮設を証明するために主人公は立ち上がり様子をみて確信にかわり
他のチームメンバーに指示をだす(P15)
5.ましば達が反応する(P16)
6.主人公とリーダーが解決方法について話す(P23)
7.チームメンバー全員で大きな石像に土下座する(P31)
8.大きな石像が突然にやつく顔になる(P34)
9.その表情と現状について主人公が思考をめぐらす(P44)
10.ましまとくがさんが大きな石像が攻撃してこなことに気づく(P47)
11.攻撃がやんだことに歓喜するチームメンバー達(P49)
12.そんな中まだなにかあると予想する主人公(P51)
13.突然、おおきな石像が立ち上がりはじめる(P55)
14.突然のことに驚くチームメンバー達(P60)
15.リーダーが主人公になにか作戦がないかどうか尋ねる中、大きな石像が
ゆっくりと歩き出す(P68)
16.主人公がチームメンバーにダンジョンの掟を守るように伝える(P73)
17.神を称えるをキーワードにして元聖歌隊のモブが大きな石像に祈りをささげる(P79)
18.その様子をみつめる主人公やくがやましまの様子(P81)
19.なにか変な違和感を感じる主人公(P82)
20.歩みをとめない石像が祈りをささげるモブのところまでくる(P86)
21.主人公が嫌な空気を感じている様子。(P87)
22.その瞬間、大きな石像が祈りをささげるモブを踏み殺してしまう(P89)
次に前回同様、6話の中の22シーンをグラフにしてみたいと思います。
ポイントとしては主人公に及ぼす影響や物語のテーマに対して
どれぐらい影響があるのかで各ポイントの増減が決まってくるとし
物語のシチュエーショングラフを作成したいと思います。
シチュエーショングラフ
作成してみました。
![](https://assets.st-note.com/img/1716740391623-kAmjX25XFg.jpg?width=800)
第6話のP15で主人公が初めて活躍のきざしがみえる
シーンとなります。
P23で主人公がリーダーのような振る舞いを見せることで
はっきとした成長がみられるのでグラフが上昇していきます。
※グラフの数値としては最大値でもよかったかもしれません(汗)
そしてP49で第一の試練を攻略することができて状況がいいほうに
向かっていきそうでした。
しかし、一瞬でまだなにかあると察知する主人公の様子が描かれていて
そこから第二の試練に突入していくことになります。
再度、物語の終盤でチームメンバーの一人が殺されてしまうので
グラフが急降下していきます。
成長・工夫フェーズはこのように停滞するようにグラフが作られることで
主人公の苦悩を描くことができるでしょう。
長編作品ではなるべく成長・工夫を長めに用意してあげるといいのかなと思いました。
それでは今回はここまでにしようと思います。
次回は
第7話で13フェイズ構造の【7.転換】フェーズ
をみていきたいと思います。
それでは!!
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