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俺だけレベルアップな件 1話~10話 【6.成長・工夫】その2 プロット分析【13フェイズ構造】
どうも
プロットのかたりべです。
前回、俺だけレベルアップな件の
第4話で13フェイズ構造の【5.助け】【6.成長・工夫】その1
分析しました。
具体的には
第4話のページ分析とシチュエーショングラフの
作成をしました。
※冒頭1話~10話の簡易的な全体分析はこちら
今回は前回の続きとして
第5話で13フェイズ構造の【6.成長・工夫】その2フェーズ
をみていきたいと思います。
第5話のおさらい
をしましょう。
↓
●第5話で13フェイズ構造の【6.成長・工夫】その2フェーズとなります。
■6.成長・工夫
第5話
![](https://assets.st-note.com/img/1715977269719-5VWw9VaeRu.jpg?width=800)
そのきになれば一瞬で仲間を殺すことができる敵なのに
そうしようとしないことに主人公は不思議に思う。
主人公は思考をめぐらせてボスの部屋にはルールがあることを
仮説する。
13フェイズ構造の【6.成長・工夫】とは?
■6.成長・工夫
ここで主人公は苦境から脱するための成長をしたり
工夫が生まれたりする。
このフェイズでは必ず、主人公に苦痛を感じさせていなければならない
苦痛が強ければ強いほど成長の度合いは強まり次のフェイズ
が強化される。
次に
第5話をページごとに細かくみていきましょう。
第5話のページ分析
前回、助けフェーズになるとそれ以降ポイントが上昇していきました。
そこから成長・工夫フェーズにさしかかるまで主人公にとって
苦痛を与える必要があるのでまた、ポイントが下降していきます。
第5話のP53までポイントが下降して、物語終盤で
主人公が成長や工夫をしていく様子が描かれています。
↓
1.タイトル(P1)
2.ゲートやハンターについての説明(P15)
3.リーダーと主人公の会話。リーダーが現状の把握と今後について話す(P23)
4.悲惨な目にあって悲しむチームメンバー達(P24)
5.主人公の心の声。ここから出られない現状にもがく(P27)
6.チームの一人が逃げるために能力を使って動こうとする(P31)
7.反対するリーダー(P32)
8.能力を使いものすごいスピードで入り口を目指すモブ(P40)
9.大きな石像が目からビームをはなとうとする(P41)
10.驚く主人公とリーダー(P42)
11.一瞬でモブを瞬殺してしまう(P47)
12.恐怖するチームメンバー(P49)
13.一瞬で殺されることに悔しがる主人公(P51)
14.すぐに殺されるのに殺そうとしないことに疑問を持つ、主人公とリーダー(P53)
15.この部屋には規則的な法則があると推理する主人公。(P64)
16.主人公とリーダーが神殿の掟についてはなして主人公が解決に向けて動こうとする(P76)
次に前回同様、5話の中の16シーンをグラフにしてみたいと思います。
ポイントとしては主人公に及ぼす影響や物語のテーマに対して
どれぐらい影響があるのかで各ポイントの増減が決まってくるとし
物語のシチュエーショングラフを作成したいと思います。
シチュエーショングラフ
作成してみました。
![](https://assets.st-note.com/img/1715977478070-le6jp6WNCk.jpg?width=800)
第4話で13フェイズ構造の【6.成長・工夫】フェーズ(その1)に
移行して
第5話冒頭でP23まででヒーラーがつかいものにならない
状況となりポイントが下降していきます。
さらに、P47で能力をつかってものすごいスピードでダシュツを
図ろうとするモブが殺されてしまいます。
それも瞬殺です。
どう考えても状況は悪く、主人公にとってもとてもきつい状況となります。
しかし
この状況の中、主人公は石像の違和感にきづき
このボス部屋には規則的な法則で動く謎ダンジョンで
あると推理して主人公、一人で解決に向けて動こうとします。
危機的な状況となりますが
主人公の成長や工夫が初めてみることができる
シーンとなっていました。
なので物語終盤で再度、グラフが上昇する展開となり
次の話でどのように解決するのか?が引きとなり
面白い展開を演出することに成功していると思いました。
それでは今回はここまでにしようと思います。
次回は
第6話で13フェイズ構造の【6.成長・工夫】その3フェーズ
をみていきたいと思います。
それでは!!
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