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死にたいと思う子どもたちへ祈りを込めて

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毎年9月1日に集中する子どもの自殺をすこしでも減らしたいと想って綴ったものたちです。死にたいと思っている子どもはもちろん、親、先生、教育に携わる人にはとくに読んでいただけたら、心…
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#9月1日

居場所は、生きる場所は必ずある。

「永遠に夏休みならいいのに」と思うのは甘えなんかじゃなくて悲痛な叫びなのである。それを理解してくれる大人は少ない。子どもの生きている範囲はまだ小さいから、誰も理解してくれないと思ってしまう。

 毎年8月31日になると、9月1日に多い子どもの自殺を防止しようと大人は言う。「死ぬな、生きろ」などの言葉が飛びかう。水無月も何処かで死のうと思っている子どもの命を少しでも繋ぎ止めたいと言葉をかけたい。真剣

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生きることがつらいのは、、、

 君がもし、いま、逃げたい、生きるのがつらい、死んでしまいたい、と感じていたなら。それはきっと、とても頑張っていたからではないでしょうか。ずっと苦しみに耐えてきて、もう耐えきれなくなってきたんではないかと水無月は思います。そんな自分をちゃんと褒めてあげて欲しいのです。生きるのがつらいと感じる人のなかに頑張っていない人などいないのですから。
 もしかしたら自分を嫌いに感じてしまっているかもしれない。

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