自問自答日記①自分に甘い？厳しい？

引っ越し先の図書館で借りた最初の本「今日こそ自分を甘やかす」を通じてセルフカウンセリングをする経過を残していきます。心理カウンセラーの根本裕幸さんが自身の体験とカウンセリングを通じて感じたエッセンスが詰め込まれた本です。
各章に問いかけがあるので、それに一つずつ答えていきます。

Q.1　あなたは自分に厳しすぎると思いますか？それとも甘い方だと思いますか？

私は自分は自分に甘い人間だと思います。というのも、立てていた計画をすぐに変更したり継続できなかったり達成できない意志が弱い人間だからです。

もともとは自分に厳しい人間だったと思います。「こうであらねば！」「これをしなければ！」に対して努力できていたから。

高校生の時は一番自分に厳しくて、それに応えられていたと思う時期です。テスト前には10時間勉強を毎週末していたし、寮生活をしていて寮長やその他もろもろの人間関係のケア等をとても頑張っていたなあと思います。10目標を立てて9は達成していたなという印象です。計画のすべてを完遂できていたわけではないけれどそれでも振り返ると自分頑張っていたなという感覚の方が強く残っています。

大学生の時は頑張りたいけど頑張り切れないという狭間で苦しんだ時期だったと思います。英語ですべての授業が行われる学部に所属していたのですが、当時TOEICは400点台。そんな英語力では宿題が何かもわかりませんでした。それでも一生懸命課題をこなして、かけた時間分英語力は伸びていきました。ただ語学って果てしないじゃないですか。どこにゴールを置くかだと思うのですが、当時はコミュニケーション取れたらいいや、など中間目標を立てられず、ネイティブスピーカーのようになれるには後どのくらいの時間が必要なのだろう、、とずっと上を見上げていました。10という目標に対して1が2に、2が3になっているのに10ばっかり見つめているから足元の変化に気づけない。今考えると目標が厳しすぎて挫折してしまったなと思います。反対にもっと緩く、できていることに目を向けることができたら、勉強自体を楽しく思えることができたのかなと思います。タラればを考えても仕方ないですが。

社会人1~3年目は会社と自分の意識の差に悩みました。会社は緩くて（笑）もっともっともっと厳しくしてほしい、でないと他社に入社した同級生にどんどん置いて行かれて市場価値が無くなると焦っていました。でも本音ではほっとしていたのかもしれません。焦っている割に何もしなかったから。だんだん定時上がりに慣れてきて、かといって定時後に何をするわけでもない。特にコロナ中は在宅勤務になってお客さんのプロジェクトも止まってしまってやることが本当に何もない。こんなに暇でいいのかと思いながらも家で一人でいると自堕落になってしまって自己嫌悪という負のループに嵌っていました。今思えばどうせ何もしないなら何か楽しいことをしたらいいのにとも思うのですが、「こうすべき、だけどできていない」という意識に縛られているとそれができるまでは他のことをすることを許せませんでした。

社会人4年目以降は開き直りました（笑）このころから自分に甘くなろうと思うように変わっていきました。もう「なんでこんなに頑張れないんだ！頑張れ！」と自分を叱咤しても行動できないと嫌というほど経験したから。
これまで、「転職で有利になるには何か実績をつけないと」「英語力を上げないと」などHave toで考えていてWantで考えられていませんでした。体力が落ちていったことも関係しているのか、自分の本音を無視してすべきことをするのに体がついていかなくなって何もできなくなっていました。

その結果、私が行動するために必要なのは「自分が本当にしたいことをすること」だと気づきました。ジムは嫌だけどバレーボールやヨガならできる。勉強は嫌だけど読書なら月に10冊読める。本当にしたいことなら動ける。だから自分の本音と向き合って「こうしたい」「こうなりたい」を実現していこうと思考が変わりました。それまでは「こうであらなきゃ」と模範的な人間になろうとして誰か別の人生を歩んでいたから自分の気持ちと体がギャップについていけなくて身動きがとれなくなっていたのかもしれないと。

かといって本も月に10冊読もうと思っていたけど2冊しか読めない時だってあるし、バレーボールやヨガもさぼるし、それ以外の掃除しとこうとか作り置き作っておこうとかいろんな自分との約束を破って一日中ベッドの上でスマホをいじっては昼寝をする日もあるから、自分って弱いし甘いなあと思います。
それに自分の本音を見つめようとしてみた所で「今日はこれができなかった」とか言って「じゃあ今日はこれしよう～」って人生を楽しむとかなかなかできていないし。
みんな何であんなに頑張れるんだろう？

次の質問は「あなたは「今、幸せです！」と素直に感じられるシーンが、最近ありましたか？それとも「きっと人から見れば幸せなんだろうけど、、、」と口ごもってしまいますか？」です。