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忙しすぎて生まれた違和感が新しい働き方に導いてくれた

販売員、振付け師、ヨガインストラクターと様々な仕事で才能を生かしてお仕事をしているogiさん。

好きな仕事が増えていく中でやりたい事が手放せなく、理想の生き方に近づけれないと悩む時間が多くなっていました。どのお仕事も大切な私は、自分の時間や家族との時間を削る事で仕事を調整していたのですが、そこに違和感を感じるようになっていたんです。アパレルのお仕事を無くす事を考えた時期もありました。でも接客が好きで諦められませんでした。ヨガの仕事で受ける温かさと、接客で感じれる温かさが違うので、どちらか片方だけでなくその2つの仕事が、振付の仕事と共にある事が自分を満たしているのだと気づいたんですよね。これは自分の方向性を見直す中で、大切な気づきになりました。

私自身もいくつか仕事を持つギグワーカーとして、同じ事を思うことがあります。1日36時間くらいあればいいのに〜と。もしくはもう一つ脳みそが欲しいなとか。でもそれはドラえもんが出てきてくれて、四次元ポケットから何か出してくれる、なんとことが起きない限り難しいし、現実は24時間みんな平等に時間が過ぎている。
どの仕事も自分を構成する大切な要素と気づいたogiさんは、仕事の種類を減らすと言う方法ではなく、働き方を見直しました。フリーランス販売員になることで店頭で仕事をする時間を短くし、新しく出来た時間は家族と過ごす時間、自分の時間として使うことが出来るようになったそう。

そして、ギグワーカーの醍醐味は、それぞれの仕事が影響しあいより良いパフォーマンスが出来る事。振り付けの仕事に、他の仕事で得た人間力が活かせ、作品が今まで一番の出来になったという素敵な話は、私がインタビューをしていて心躍ったエピソードでした。

ogiさんのMESHWellインタビュー

ogiさんの座右の銘は

「外す。剥がす。」

どの仕事の時でも、人と向き合う時にはその日の自分の鎧を外すこと意識してます。日常でも自分にウソがない、本来の自分(外側につくった自分の膜を剥がした)でいたいですね。

インタビューしていてもこちらがつられて笑顔になってしまうくらい、常にニコニコのogiさん。
この言葉を聞くまでは自然とハッピーパワーが溢れる方なんだと思っていたけど、向き合う相手が心地よくなるように、まずは自分が心を開く、そういう心使いからなんだと気づかされました。