シカゴとわたし
同じ年くらいのみなさんならわかると思いますが、私が小学生の頃は、バスケの神様マイケル・ジョーダンの黄金期で、大のNBAブームでした。
NBAとはNational Basketball Associationの略で基本的にアメリカのチームで構成されていて、トロントのRaptorsが唯一カナダのチームとして現在も活躍しています。(私の出身地のバンクーバーからも、今は無きGrizzliesというチームがNBAにありました)
とにかく猫も杓子も子供も年寄りもみんなマイケルジョーダンのスポンサーであるナイキのジャージを着ていて、シカゴブルズの試合の次の日は、バスケの話題で持ちきり。
マイケル・ジョーダン主演の映画SPACE JAMはブロックバスター(日本でいうツタヤみたいなレンタルショップです)で借りて何回も見ました。
もちろんいじめられっ子で大人しい子供であった私が同級生との会話に混じれるはずはなく、ひとりでこっそりと楽しんでいました。
そして、大学時代。
偶然にも夢中になったバンドの多くがイリノイ州出身だと知ると、俄然興味が湧いてきました。
大好きなRise Against、Fall Out Boy、The Academy is...のメンバー達が育った町、あんなに良い音楽が産まれるということは良い町なのでは?シカゴピザも美味しいし・・・。
旅行で行ったことのある友達に聞いてみると、古い街並みで都会すぎず田舎すぎずいいよ〜、との事。
いつか行きたい、なんなら住みたい、と悶々と思い続けて早10年、まだ行けていません。
というかアメリカは、バンクーバーから車で数時間のお手軽なワシントン州(おもにアウトレットモールやカナダでは食品衛生法上、手に入らない低温殺菌牛乳などの食料品の買い物を目当てに行きます)、幼稚園の時に2日かけて車で行ったカルフォルニアディズニーランド(モーテルに泊まったのですが夜中に銃声が聞こえたことが怖すぎたのと兄が車酔いでゲーゲー吐きまくってたのと父親が途中で行方不明になって丸一日探し回った思い出が強烈すぎてディズニーランドの記憶がない)、母と兄の3人で(ギャンブル依存症の父を連れて行くわけにはいかなかったので)ラスベガスに旅行に行ったことしかないです。
日本の人に話すと「帰省のついでに行ったりしないの?」などと言われるのですが、
いやいや、アメリカもカナダもめっちゃ広いですからね。同じ国の中で時差ありますからね。飛行機代だって飛行時間だって海外旅行と変わらないくらいかかりますからね。日本みたくそんなホイホイ他県に行けないんですよ。
ちなみにバンクーバーからシカゴは飛行機で約6時間かかります。
今月退職した先輩がシカゴに移住したことで「また行く理由ができてしまった・・・もう運命なのでは・・・シカゴが私を呼んでいる(?)」とまで思ってしまったのですが、実家にも帰れないのに海外旅行なんていつになることやら。
でも、野生のカンで、絶対にシカゴは自分に合うはず!と勝手に思っているので、いつか行きたい、いいえ、行きます。
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