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”婚活”疲れ…本当に結婚したいのかわからなくなった人へ

”いつかは結婚する(できる)だろう”と漠然と考えていた年齢など、あっという間に過ぎてしまった。
仕事や趣味に没頭しているうちに完全に世間一般の”適齢期”を過ぎてしまってから改めて、『○歳までに結婚しなくちゃ!』と焦るも、どうにもうまくいかない。
そんなもどかしさと焦りを抱え込んでしまっている方に、聞いてみたいことがあります。

結婚したいのは、あなたですか?

もちろん、結婚したいのは私です!僕です!
そういう方がほとんどだと思います。

・子どもを持って、幸せな家庭を築きたい
・信頼しあい一生添い遂げられるパートナーが欲しい
・不安定な恋愛じゃなくて、落ち着いた関係が欲しい
・家庭を持って親に1日も早く安心して欲しい
・親が亡くなる前に孫の顔を見せてあげたい
・ひとりでいるより経済的にも安定して暮らしたい
・子どもが成人したら、自分もまだ人生を楽しみたい
・みんな結婚していくのに、置いていかれるのは寂しい
・老後ひとりぼっちで死んでいくのはつらい

それぞれに、納得できる理由ばかりです。
特に、自分の体で子供を産めるか産めないか
これは”年齢”がダイレクトに関係してくることもあり、焦る気持ちもわかります。

重い腰を上げて、よし『結婚につながる良い出会いを前向きに探そう』!
そう決断するのは素晴らしいことです。
それによって素敵な出会いがあれば、それは最高なこと!

でも一方で、”婚活”によって傷つき、疲れ果て、心をすり減らしてしまう人もいます。いわゆる”婚活疲れ”ですね。
こうした状況に陥ってしまう方は、特に真面目でお仕事もきちんとこなせる責任感も強い方が多い気がします。

頑張ったことへの成果は、しっかり目に見える形で出したい

そんなふうに思ってしまっていないでしょうか。
恋愛は仕事と違い、多分に”本能”による部分が大きいものです。

それなのに、婚活アプリや婚活市場に放り出されると、まるで”案件”を達成しなければならないようにさまざまな「条件」や「兼ね合い」の問題が目の前に提示されてしまう。

「婚活市場」と「恋愛市場」は似て非なるもの

電撃的な一目惚れにしろ、コミュニティの中で次第に恋に落ちるにしろ、その段階でお相手の諸条件が釣り書きのようにデータベース化されて見えることなんて、まずないでしょう。
でも、婚活市場では、まず条件ありきです。
容姿・年齢・年収・結婚歴・趣味…
結婚後の経済状況や暮らしが透けて見えるなかで、「アリ」か「ナシ」かを判定されてしまう。
自分が判定するだけならまだしも、相手からも同様に「判定」されてしまう。
これは、それなりにメンタルの強い方でないと乗り越えられない壁かと思います。

『不動産屋で家探すのとめちゃめちゃ似てる。
でもその100倍精神が疲れる。
自分に自信がなくなる。それが婚活。
もう疲れました……。』

昔、婚活疲れを起こしていた30代前半の同僚がこんなふうにぼやいていました。
同性から見てもとても可愛らしい、仕事もできて性格も良く、真面目な女性です。
派手すぎず、地味すぎず、センスも良くて料理も得意。
そんな彼女ですら、3年ほど継続した婚活ですっかり疲弊してしまっていました。

『もう田舎に住む両親も若くないし、帰省するたびに結婚はどう?と聞かれる』

『なんとか40歳になる前までには結婚して孫の顔も見せてあげたい』

『今度こそは!って思って頑張ってもダメ、の繰り返しを一発逆転したい』


どうしても彼女が結婚したい理由を聞くと、そんな答えが返ってきました。

親への期待に応えること

世間体や周囲に対しての気持ち

頑張ったことへの成果をきちんと出したい

この3つに縛られて、「婚活疲れ」を起こしてしまっていたのです。

なんだかんだ、普通のOLさんがモテてる。
肩書きが『編集者』なんてウケが悪すぎて……。
そういって肩書きも微妙に調整したり、普段はカジュアルなのに、婚活の日はワンピースを着て頑張り、新しくマッチングした人と会うたびに疲れ果てていく彼女。

『ちょっと休めば…?』という周囲の声もあり、本来仕事大好き人間だった彼女は『もういっか!もういいわ!』と潔く婚活を休止します。

ですが、そんな彼女が、その1年後に突然結婚し、すぐに赤ちゃんも生まれることになったんです。

お相手は、普通に仕事で出会ったとても優しい人。
友人として会っているうちに自然にお付き合いが始まり結婚に至ったそうです。

あれほど肩の力を入れて婚活していた期間、『ぜんっぜん! どう頑張ってもほんとに何にもいい出会いがない』とぼやいていた彼女。
なのに、婚活を辞めたら突然、良い出会いがあってトントン拍子に結婚・出産してしまった。

こんな例は枚挙にいとまがありません。

自分で自分にかけた”呪い”から解放されましょう

誰かのために、周囲に期待に応えたい! 
それが頑張る力になるのは素晴らしいこと。
でも、それが本当に自分の求める姿とかけ離れた行動を強いられたり、自分自身が心から「求める」ことではないのなら……。
いったん休憩してみてもいいのでは、と思います。

特に、誰か(親とか世間とか)のために、自分の心を従わせようとしても、運命がうまく回ってくれないこともあるでしょう。

多分に野生のエネルギーが必要な”恋愛”ならばなおのこと。
結婚は、”物件選び”とは違うもの。
条件ではなく、本当に心から『私自身が、この人を大好きだ!』といえる人と結婚したいならば、縛られた心を解放して、”自分自身の人生を生きること”を楽しめる状況を作り出してみてください。

ざっくり簡単にまとめてしまいましたが、この時に感じたことを企画し、編集制作した書籍があります。
本業の編集者としては本名のほうで活動しておりますが、恋愛カウンセラーとしても、こんな書籍の制作に関わることができたことは、本当に素敵なご縁だったと思っています。

著者は、岩本麻奈先生。
フランス生活が長く、哲学・文化的な視点で恋愛を語った下さる、私が尊敬してやまない素敵な女性(しかも美魔女!)です。
この”婚活疲れエピソード”から話が盛り上がり、婚活疲れに苦しむ方に向けた1冊の本になりました。

”婚活、つらいな……”
もし、いまそう感じている方がいるならば、よろしければ、ぜひご一読ください♡

『結婚という呪いから逃げられる生き方』
岩本麻奈 著/ワニブックス刊


婚活に疲れたあなたに…
ありのままの、あなた自身が心から願う未来が訪れますように!

あなたの恋を、人生を心から応援しています♡


ここまで読んでいただき、ありがとうございました♡
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櫻麻 莉子(Rico Sakuma)
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