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無よりも失敗を-ココ・シャネルの言葉にみる”後悔しない”メンタル力

みなさま、こんばんは。
メンタルケア心理士・カウンセラーの櫻麻 莉子です。

今日は、2022年9月20日、火曜日。
連休明けと思いきや、シルバーウィークで結構長くお休みが取れている、なんていう方も、多いのではないでしょうか。

そんな今日の誕生花は、ヒガンバナ、曼珠沙華、「天上の花」なんていうふうにもいわれる真っ赤なお花。
本日お誕生日の方、おめでとうございます♡
彼岸花の花言葉は、「悲しき思い出」、そして「独立」、「情熱」です。

悲しき思い出、というのは、彼岸花が墓地に咲いていることや、その毒性などから連想されるものかと思いますが、今日は、「独立」と「情熱」という言葉から連想するテーマのお話です。

情熱のひとCOCO CHANELココ シャネル

「独立」「情熱」と言う言葉から真っ先に思い浮かぶのが、私も大好きなココ・シャネルの生き方。
女性の持つ、最大限の強さと、そして垣間見える弱さとを合わせ持ち、現代でも多くの女性から共感され、愛されるココ・シャネル。

ココ・シャネルは、ファッションだけではなく、その生き方や数々の言葉から、女性の生き方そのものに革命を起こした、とも言われる女性です。

当時は、多くの女性が男性に依存する生活を送っており、自立するということ自体が難しかった時代。
その中で、ココ・シャネルは、たった一人で独自のスタイルを持ったモードの世界を築き、自分らしさを失わずに生き抜いた女性だといえます。

一般的には、女性の新しい生き方を体現し、ビジネスでも大成功した「強い女」というイメージを持たれている方も多いのではないでしょうか。


「強い女」って、どうでしょう?

みなさんは、「強い女」と聞いて、どんな女性を思い浮かべますか?

経済力やキャリア、仕事のスキルが高い、もしくは強靭な筋肉を持っている、また、母は強しということで母親になった女性、などなど、たくさんのイメージを思い浮かべられたかと思います。

こんなふうに、いろいろな面で、女性が強さを持ちやすい時代ではあると思いますが、私はまず、「精神的に自立している」ということが女性に強さを与えてくれる大きな力になるのではないかな、と思っています。

女性の自立というと、金銭的な面ばかりが強調されがちですが、生きていくうえで必要な強さとしては、「精神的な面での自立」ということも、大きいのではないでしょうか。

私自身も、子供が生後1ヶ月の頃に、警察の方々まで巻き込んでしまった「夜逃げ離婚」を経験しているせいか、「離婚」や「夫婦間の問題」にかんしても、さまざまなご相談を受けてきました。

カウンセラーとしてだけではなく、編集者としても、過去に「ママ雑誌」といわれる雑誌の制作に関わってきましたので、その際にも、さまざまな方の離婚への決断、というようなものを数多くみてきたように思います。


「離婚」に必要なのは経済的自立以上に精神的自立

そして、いろいろなパターンのしんどさ、起きている問題をお伺いした上で、最終的にいきつくお悩みで多いのが、「離婚をしたいけれど、今は経済的に自立できていないから、やっぱりどうしようか迷ってしまう」というようなお話。

ここで、精神的な自立、という面が弱い方の場合。
『じゃあ、諦めるしかない、私がどうにか我慢すればいいんだよね』なんて自分に言い聞かせて、つらい状況を脱することなく、苦しみが継続してしまう。
そんなことが起きがちです。

でも、精神的に自立している方の場合は、ここで、いっとき「人生の大失敗」といわれるような状況に陥ったとしてもいい。
もっと先の未来のために、今、決断しないといけない。
そう考えられるわけです。

もちろんそうした決断のためには、事前にさまざまな行政関連の施策を調べたり、手続きをしたり、ご自身の状況でも責任を持ってできるお仕事を探したり……。
もうありとあらゆる苦労とした準備が必要です。

特に小さなお子さんがいらっしゃるような場合には、並々ならぬ大変な作業が必要になるわけですが、そうした大変さも、すべて引き受ける!
そんな覚悟を持って、決断されるわけです。

ですから、たとえ、その時点では経済的な自立が実現していない場合でも、精神的に自立している方の場合は、一歩一歩計画的に、経済面での自立を目指し、時間をかけても、目標に向かって進んでいく。
そんな例が多いように思います。

自分の足で立っていられる、ということは、あらゆる決断を自分自身でできるということ。
そして、その決断にともなう責任も、自分自身で負うことができる、ということでもあります。

離婚は結婚するより何倍も大変、なんて言われますし、本当に人生の大博打にもなりうる大きな決断ですから、慎重に考えるにこしたことはありません。

それでも、現時点での私の、小さな世界のお話ではありますが、離婚を選んで後悔した、という方は、これまでひとりもいらっしゃらなかったように思います。


さあ、いつでも”人生の博打を打つ”準備を♡


ここで、ココ・シャネルのお話に戻ります。
彼女は、経済面では圧倒的大成功をおさめた女性ではありますが、そこに至るまでに、たびたび人生の大博打を打ち続けてきました。
そして、それを恐れなかった女性でもあります。

そんな彼女が遺した言葉のひとつに、こんな言葉があります。

−退屈していたの。それに気づくのに15年かかった。無よりも失敗を選ぶわ−

ココ・シャネルの言葉

これは、56歳でメゾン・シャネルを閉店し、スイスで隠居生活をしていたシャネルが、71歳にして再びコレクションに復帰した時の言葉。

当時のシャネルは、香水販売事業が成功し、一生涯、お金に困るような状態ではなかったようです。
ですが、あまりの退屈さから急速に老け込んでしまった自分に嫌気がさし、再び厳しいコレクション制作の仕事に復帰したのだとか。

その結果、全く失敗などせず、晩年までモード界に君臨、モードの女王としての名前を残すことになるくらいの成功を収めます。
彼女には、もしこのとき大失敗をして、全財産失うようなことがあったとしても、それでも自分の選択を後悔しない、という覚悟と強さがあったのではないでしょうか。

きっと、女性も男性も関係なく、生きていさえすれば、やるかやらないか、出るか出ないか、といった大きな賭けに、巡り会うことがあるはずです。

そんな大きな決断から、日常のほんの些細な決断まで、生きているだけで、自分自身で決めなければならないことがたくさんあります。

死にそうな退屈の中で、ただ生きているだけの存在になるくらいなら、大失敗してもいいからやりたいことをやる。

自立した精神と、その強さがあってこその想いだな、という気がします。

ある瞬間、勝負に出られる決断力がなければ、きっと、前に進むことも、何かに出会うこともありません。

もしも今、自立している、とか、成功している、と胸を張れない環境や状況にあったとしても、自分の人生の選択に自信を持ち、それによって何が起きても後悔しない強さを磨き続けること。
その精神の強さこそが、人としての強さや美しさを輝かせ続ける、原動力になるのではないでしょうか。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました♡
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櫻麻 莉子(Rico Sakuma)


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