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私にとって仕事とは

一言で言うならば
私にとって仕事は冒険だ。

独身の時は寝ても覚めても
頭が美容だらけだった。
美容の仕事を離れた時、
白紙に戻されたスケッチブックの様で、
何から描こうか…と考えた時期があった。

美容に限らず、引き出しを増やした方が
年齢を重ねた時人生に面白みができると思っている。
色々な経験はやがて色々な人の痛みを理解できる。

20代は、やりたい事と捨てきれない時間に戸惑い
目の前の自分の事で精一杯だった。
30代は自分の中の矛先をきめて、
色々な環境の変化や、心身の変化の年。
40歳になった今、50代、60代の為に
色々な磨きをかけていきたいし、楽しみたい。

経営者として多くを学んだ時間は糧となり
今美容師に戻った瞬間は、
とにかく色々な人の気持ちが分かる。

求める事、悩み…
色々な年代に寄り添える良い年だなと思う。

話はそれたが、仕事に対してなぜ冒険かというと
美容のお仕事は追求する毎日だ。
肌が十人十色な様に髪も十人十色
どの選択をすればbestなのか…と考える。

人生と同じで、引き出しは多い方が良い。
良くなるに越したことはないし、
沢山経験したもの勝ちだと思う。

お客様のカウンセリング時に、
どこを目指すかの終着点に向かって一緒に
寄り添って行けたら幸いだなと思う。
お肌と一緒で髪も時間をかけていくと
より良くなっていく。

美容の仕事は、技術だけではなく
カウンセリング的要素もあると思うのだ。
会話も大切。信頼関係も大切だから…

色々な意味でお客様を知る楽しみ
綺麗になってく楽しみ
そんな時間に寄り添える仕事は、
天職だなぁと思う。

辛いな…と思ったり、悲しいなという時間は
私にはない。
どうにかしてでも形にして行きたいし、
寄り添ってあげたい。
もしも…不満がでたなら、
それは自分の足りない部分で磨くしかない。

よく職場での人間関係に悩む方がいる。
私がいるお店も入社した時そんな時期があった。

経営をしてきた私は、そんな時いいこと見つけをする。
その人は何が、長けているのか?を見つける。
そこを吸収し、とにかくその人の技術を飲み込むまで
一緒にその人のお客様へと寄り添ってヘルプに入る。
良いとこは口に出して伝え、反省も一緒にする。
一緒にどうしたいかを考えていく。
そうする事で、信頼関係がスタッフ感で生まれる。

それが、後にお店全体の
"パフォーマンス能力"に繋がる。
向上心を持つと人は、更に上を目指す。
皆の心を一変に変えるのは難しい。
だから、一人一人に寄り添い信頼関係を作るのだ。

皆んなで向上していくと、
負の時間はやがて、プラスに変わる。

意識改革に近いものかもしれない。
でもその位意識は大切なのだ。

どの年代にもどんな人でも、
仕事は楽しくやりたい気持ちは同じ
"ごめんなさい"や"ありがとう"
を、口にできる環境を作る事が大切。
あと、笑いも大切!
笑う門には福来る〜なのです。

探求し続ける事…それは人生と同じで、
諦めたり、滞ると止まってしまう気がする。
冒険し続ける先にはたどり着く場所は必要はない。
平坦な毎日よりずっと幸せだと思うのです。

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