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兄の命日

10年前ガンで亡くなった兄。
なかなかのモンスターで
子どもの頃 毎日が流血のサバイバル生活♪
でも亡くなる前 夢で
『ごめんな』て言われて許せたから
もう私の中では済んだ事になってます。

兄の葬儀の時 お坊さんが
「人は 決められた分だけの徳を積んだ時にお迎えが来ます。だから彼は 短い人生の中で 積むべき徳をすでにやり遂げたのですよ」と。
その時思った「自分も徳を積もう」って。

小学生の頃から口も聞いてなかったけど
『大好きだよ』とお葬式で伝えれた兄の死は
すごく学びの多い
自分にとってターニングポイントでもありました。

徳を積むって
誰かの為に生きるのではなくて
自分の善行ある生き方を
評価やレスがなくても
やり続ける事だと思ってます。

優しさのてっぺん目指すのは
優しくなかった世界を知ってて
それでも それを許せて
あれ以上に許せないものなんてないから
いけるんちゃう?って思えてるのかもしれません。

生きて何かを感じれてることは
当たり前じゃないんだって事。

今、明日死んでもいいようにって思うのは
『こんなはずじゃなかった』と最期に思わないように
今日 全力で生きて 後悔なく生きる事。

家族の死は 悲しいばかりでなく
すごい学びがいつもあって
だからこそ ずっと生と死があるんだなって思う。

命あるものには 必ず終わりがあるから
今が当たり前じゃないこと 忘れないでいたいです。
友達や家族、自分がここに在ることも含めて。

兄様の死は そんな気づきをくれた大切な出来事。
ありがとう。

大切なもの 大切にするよ。

#コラム #エッセイ #マインド #徳を積む #生死 #許し #在り方 #ありがとう

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