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昨年100冊以上読書した私がやったこと。そして今年やることやらないこと。

今年もすでに1ヶ月が経とうとしています。早いものですね!

noteをすることになり、素敵な記事を読んでいると、読書について書かれている方が多いように見受けられます。たとえば目標として年間100冊を挙げている方も多いみたいですね。

私もようやく読書週間が身に付いてきまして、去年の読書録を確認したら、何気に100冊を達成していました!驚き!

おととしの読書録も振り返ってみたのですが、何と46冊……

読書録に書いてない本も絶対にある!と思うくらい空白期間もありそうでした。

では去年私は一体何をやって、100冊の読書を達成することができたのでしょうか。実際に読書の記録を振り返りながら、今年の目標に関しても触れていこうと思います!

そもそも読書録って何?

前書きを読んで、そう思った方もいるのではないでしょうか?私の言う読書録とは、「読んだ本について記録を取ったもの」のことです。

いまではデジタルツールで記録を取っている方もいるのではないですかね?

私はこの読書録はアナログで取ることをおすすめします。

実はデジタルでもやっていたことがあるので、今度この読書録について別で記事をまとめようと思います!


実際にこちらが2019年に書いていたもの。

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早速、開いてみましょう!

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日付とタイトルと著者名だけっていう……しかも見開き1ページ。

これを見ても、どういう本を読んでいったかという流れしかわからない!

そして5月から9月の間に謎の空白期間があるし……

(おそらく、銀英伝しか読んでいなかったから書いてないのかもしれません)


これじゃだめだ!と思った私が2020年どうしたかというと、

これ!マイブックを買ってみたのです。


憧れだった「マイブック」

じゃじゃーん!

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新潮社から出ているマイブックです!もちろん、2021年版も売ってますよ!

実は2019年時点では、読書の週間はつきはじめていたものの、ただ読んでいただけだったことに気づきました!

それを変えたくて、来年は絶対これに書こう!と狙っていたんです。その時、1月から始まっていることに気づいたので、12月には購入してわくわくしてました。実は2019年から興味があったのですね!

書き方

というわけで実際にどういう風に記録していたのか、実際のページを紹介してみます!

1月1日のページ。

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新年早々羨ましい!

それはともかく内容は、「タイトルと著者名と薄っぺらい感想」を書いています。

これだけだとつまらないのですが、なんと2,3日続いたあと、内容が変わりました! 

「アウトプット大全」は偉大。

それは1月4日に「アウトプット大全」という本を読んで以降です。

見てください!

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「なぜ読んだのか?」というwhy欄が出来てるんですよね!いまでは完全に習慣づいているのですが、ここから始まったとは!

画像に書いてある通り、これを書いてから本を読み始めるとより頭に鮮明に残るんです。

読書録にはこういう振り返る楽しみもあります。


「タイトル、著者名、何故それを選んだか」

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というわけで、上記の3点は絶対に書きましょう。

それ以外の項目は、私はかなり自由に書いてます。

たとえば、

・気に入ったセリフ

・面白かったところ

・ストーリーの構成

・紹介されていた本で興味の出たもの

あとこれら以上に大切なことを思い出したので、ご紹介します!

ページのすみに今何冊か、メモしておく

そうなんです。この下のところに書いてある数字、これが累積冊数になっているわけなんです。

1月1日は2冊読んだので、2と書いています。

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これが最終ページになると、こうなるわけです。

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これを書くのと書かないのではモチベーションがまるで違う!数が増える度、嬉しい気持ちになりますよ!

1ヶ月に1回振り返る

もうひとつやって欲しいことがあります。

表題の通りなのですが、

マイブックでは月が変わったのがすぐに分かるようになってます。

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そのため、このタイミングで過去1ヶ月分を振り返ってください。

私は蛍光イエローで気に入った本に印をつけてます。こんな風に。

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・ああ、こんなの読んだなあ

・こんなの面白かったなあ

・そういえば、次にこの本買おうと思ってた

こんな気持ちで楽しみながら振り返りましょう!

1ヶ月たつと、意外と忘れてるものなんです!なので振り返ることで思い出せますし、新しい発見があったりします!

そうしてはや半年がすぎ……

さあ、どのくらい増えたかな、と思って6月くらいを開いてみると……

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ない!

全然増えてない!

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最後は6月15日、グウィンの名作「所有せざる人々」で終わってる……

そのうえやる気を感じられない筆跡。

これはどういうことなのか、思い出してみると、このころすでに飽き始めてたんですよね……

そもそも、読書の習慣を付けるために始めたはずなのに、1ページ事に日付が振ってあるので、ページを埋めることに一生懸命になっていたのです。

そのおかげで、3月くらいのラインナップが割とすぐに読めるビジネス本だし、あまり内容も覚えてない、という完全に無駄なことに気づいてしまったのでした。

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かといって夏以降全く本を読んでいない訳ではなく、イーユン・リーにはまって新潮クレストブック沼に落ち、文学系を読み始めたという別のお話もあります。

今年は、マイブックを買ってません!

という訳で、本を読む習慣のついた私は今年のマイブックを買いませんでした!

ただ、相変わらず読書録は付けています。

自分は手帳の後ろにノートを1冊付けていまして、これが読書録であったり、万年筆お試し帳であったり、自由帳の役割を担っているんです!

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ご参考までに、開いてみましょう。

白熱したのが「2030年 ジャック・アタリの未来予測」を読んだ時に書いたもの。

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内容が荒れてますが、このような感じで万年筆で思考を深めるように書き殴ったり。

こちらは「千の顔を持つ英雄」ですね。

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とにかく気に入った言葉を延々と書いていくでもいいのです。

自発的に書いているので、頭への残り方が違います!

今でも自分に合う方法を模索中なので、いい方法があったら皆さん教えて下さいね!


今年の目標「普段読まないジャンルを読む」

そんな私の今年の目標は普段読まないジャンルの本を読む!です。

これが難しいのですが、何気に成功例を自分の中で発見したので、この法則にしたがって幅を広げていこうと思っています。

それは、「様々な要素の含まれている小説を読みながら、徐々に他のジャンルに興味を持ちながら移動していく」です。

わかりにくいのですが、説明しましょう!

「SF大好き💗」から始まり、興味のなかった「文学」を読むことになった私の流れを書いてみました。

SF→中華SF(ケンリュウ、劉慈欣)→中国文学(イーユンリー)→海外文学

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このような流れです。

自分の好きなジャンルに片足をつっこみながら、反対の足で別の沼を探る感じですかね?
例えると、SF → サスペンスと一気にドボンするのではなくて、

サスペンス要素のあるSFを読みながら、徐々にサスペンスの割合が多いものへと移行していく感じです。

この方法で、今まで文学意味わからんと言っていた私が、興味を持ちながら少しずつシフトし新しいジャンルへと手を伸ばすことができました。
「好きな事じゃないと続かないんですよ!」という私みたいなタイプの方、おすすめなので、是非試してみてください!

SFは大好きな私ですが、ホラー、ミステリ、時代小説など、自分が読んだことのないジャンルはまだまだたくさんあります。

この法則を使って広大な本の世界を楽しみたいと思います!

皆さんも色々な方の技を参考に、自分だけの読書録を作って見て下さいね!

本を読むことを楽しんで、自分を広げていきましょう!

今回の記事でSFに興味が出た方、ぜひこちらもどうぞ!

皆さんも楽しい読書生活をお送り下さい!

ではでは!

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