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自分のはじまり。

わたしは一人っ子で、
群馬の田舎で生まれ育った
とてもマイペースな子どもでした。

周りはいわゆる里山で、
幼いころはどろ遊びに夢中になり、

小学生になると
「なかよし」や「りぼん」といった
少女まんがに夢中になりました。

セーラームーン!
レイアース!
ケロケロチャイム!
こどものおもちゃ!
次回はどうなってしまうんだろう…!!

自然とまんがのマネをして
絵をかくのが、だいすきに。

ノートにオリジナルのまんがをかいては
友達とみせっこするようにもなりました。

そして、ある日、
小学校から帰ってくると
親戚のおばさんが遊びにきていて
こういったのです。

「まりちゃんのノートみたよ。
まんが、上手にかけているね~。」

おばさんは悪気なんて、
1ミリもなかったのだけれど、
当時のわたしにはカミナリに撃たれるくらいの
衝撃を受けたのでした。

ひどい!!
どうして、わたしのノートを勝手にみたの!!!

それから
おばさんは、ごめんねと謝るのだけれど、
わたしはショックで立派な学習机の下にこもって、
しくしくと泣いてしばらく
でてこないのでした…。

小学生まではそんなかんじで、
今、思い返しても
大したエピソードは
びっくりするくらいなにもありません…笑

わたしは将来、漫画家になるんじゃないかな…!?
絵をかくおしごとをやりたいな!

しかし、中学生になると
三者面談があって
「絵をかく仕事がしたい」
とわたしがいっても、

親にも先生にも反対されます。

なんとなく察していたかもしれない…
じぶんの将来のこと。

きっと、わたしはこのまま
実家で過ごすんだろうな…。

地元の大学でも出て、
地元で就職して実家から通うんだろうな。

あーあ。一人暮らしとか憧れなんだけどな…。


そんな10代特有のアンニュイというか
メランコリーというか…。

最終的には
対してこだわりや
ガッツがあるわけでもなく、

まぁ、別にいんだけどねー。
考えるのやーめた!

と適当に過ごす毎日‥。

そんなときに、
運命的な出会いがあったのです‥。

それはたった1冊の本でした。

まさか、この出会いが心に深く残っていて、
その後の人生をおおきく左右するなんて…

当時のわたしには、知るよしもありませんでした…。

つづく!!

(写真はわたしが好きな実家からの風景です😊)



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