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お惣菜屋の店長からSaaSのCSへ!カミナシを通じて伝えたい覚悟!!

みなさん、はじめまして!
カミナシでカスタマーサクセス(CS)をしております村松です!
カミナシでは「なっちゃん」と呼ばれておりますが、6歳と5歳のこどもがいるママでもあります。

6歳長男最後の保育園登園の様子

現場≠下積み。むしろ現場こそが最前線ですから

前職は、惣菜の製造販売をしている中食業界に勤めており、「自社製品に誇りを持って働ける会社」かつ「現場が会社全体を動かしているという組織体制」に魅力を感じて、約12年間在籍しておりました。
約4年間の店舗販売後は、MD(品揃え指導)・出店リニューアル・EC事業担当など幅広く経験してきました。「一番やりがいのあった業務は何ですか?」と聞かれたら、迷わず現場での仕事を挙げたいと思います。

店舗スタッフ一丸となって「売上を作りに行く空気感」が好きで、最大の魅力はその日の自分の行動が、数時間後に「売上」という結果となって現れることでした。また日々の現場検証では、課題の仮説と実態をリアルタイムに答え合わせをしているようで、会社を変えていくのは現場からだという実感がありました。そして、現場は日々の積み重ねが顕著に現れる場所であり、その変化を楽しめることが最大の魅力でした。
一般的には、「現場=下積み」と捉えられることもありますが「いやいや、むしろ最前線ですから!」(この温度感を共感してくれる人がいたら嬉しい笑)ということをこれまでの経験からお伝えしたいです。
(前職では前のめりで販売をしているような社員が多く、いかに社員が最前線ではしゃげるチームを作ることができるか、それが誇りでもありました)

現場仕事が大好きだった自分に芽生えた想い

とはいうものの、

  • 非効率な働き方により業務の大半を作業時間に取られ、本来注力したい仕事に向き合えない

  • 慢性的な人手不足により現場社員への負担が大きく、能動的にアクションすることができない

  • 現場ごとの業務最適化は進んでも、横展開が進まず会社の知見が溜まりづらい

上記のような課題を目の当たりにし、私の中での課題感も会社や店舗から、業界全体へシフトし、現場で働く人たち(=ノンデスクワーカー)の働き方を変えたいと思うようになりました。特に、「産休育休を通じて子供と触れ合う時間が増える」、「これからを想像する時間が増える」中で、芽生えた想いが2つあります。

  • 将来、子供が現場職につきたいと言ったら賛同できないかもしれない

  • 現場で働く人達が、挑戦し続けられる環境を整えたい

現場の仕事が好きな私にとって、子供に胸を張って勧められないことはとても残念なことでした。また、優秀な若手社員ほど、会社から去っていく現状を目の当たりにし、この負の連鎖を断ち切るべく同期7〜8名の自主プロジェクトに参画したこともありましたが、内部から変えていくことに限界を感じました。

カミナシとの出会い

転職活動中に、ふと目に止まったCEO諸岡さんのnoteの記事を読んで興味を持ち、現場向けSaaS事業を知り、現場環境を変えるきっかけはここにあるかもしれないと思いました。
(前編・後編にわかれており、現場の課題についてリアルに書かれています)
諸岡さんの記事

これまで自分が悩んでいた状況と同じような課題感を持っていて、さらにその課題を解決すべく起業までしてくれちゃっている人がいる!このことを知ったときは「これは運命なのでは?」と思わずにはいられませんでした。そして、現場の仕事を変えたいと思っていた私にとって、カミナシのミッション「ノンデスクワーカーの才能を解き放つ」を自分ごとのように感じ、ここで挑戦したいと考えるようになりました。

実際の選考において、現場職からSaaS未経験(というかIT未経験)で理解の浅い私に対して経営陣やVPの宮城さんがフラットに評価してくださるのを感じ、現場へのリスペクトや理解のある会社なのだと思いました。また、諸岡さんより、「入社した社員には、ぜひカミナシを自己実現の場にしてほしい」という熱いメッセージをもらい、カミナシなら本気で現場を変えていくことができるのではないかと思い、入社を決意しました。

わかってきた自分の強みと実現したい未来

SaaSもCSも未経験だったので、まずはチャットサポートをしながらカミナシのプロダクト理解から始まりました。始めは顧客からのメッセージを解読することすらできない私でしたが、わからないことをわからないと声を大にして周りに頼ったところ、slackで3人くらいが常時リアクションしてくれとても助かったのを覚えています。(CSチームメンバーが本当に心の安定剤でした)

1ヶ月もすると基本的な一次対応はできるようになっていたと思います。 そして年明け後には、オンボーディング:リテンション=8:2の割合で同時キャッチアップが始まりました。 オンボーディングの新規導入顧客の伴走を経験することで、私自身もカスタマーサクセスを学ぶことができましたし、徐々にオンボーディングよりも比重が増えていったリテンションでは、顧客ごとに最適な活用方法を提案するために、プロダクトだけでなく顧客業務の理解が必要不可欠なことがわかりました。
こうした経験を経て、これまでの現場経験で活かせることがあるのを感じています。それは「現場視点」も「管理者視点」も持っている、ということです。

  • 現場側の課題も身をもって経験してきたから、意識の問題なのか仕組みの問題なのかのあたりをつけてヒアリングすることができる。

  • 管理者目線での現場とのコミュニケーション方法やフォローの経験をお伝えできる(成功事例の水平展開、提案するときは理論だけでなくオペレーションもハマるかの視点)

結果、顧客の視点に立って問題意識持てる、これはきっと私の武器なのではないかと思い始めています。
逆に、カミナシで解決できる部分(プロダクト活用)については、これからももっと自分自身をアップデートする必要があることを日々痛感しております。ただ武器を渡したら現場の課題が解決するわけではなく、顧客ごとの課題や実現したいゴールに合わせてカミナシを最適化していく必要があります。そのためにCSである私自身が武器を最大限に価値を引き出せるようにならないといけないと思っています。
年明けから複数顧客を担当する中でたくさんの学びがあるものの、「根本的な課題解決になっているか?」「より最適な提案はできないか?」といった視点をこれからも追求し続けていきます。
そして、カミナシが解決できる部分と私のこれまでの経験をかけ合わせて、顧客に寄り添って課題を解決できるCSになることが今後の目標です。将来、CSとして業界に変革を起こす一因になる、それがカミナシに入って私が実現したいことです。

さいごに

約6年前の育休中から加速していったノンデスクワーカー業界への想いを、今ようやく実現するための第一歩を踏み出しました。そして、カミナシに入社したことでその芽生えた想いが私の中で覚悟に変ろうとしています!!
最後に、かっこつけた言い方をしておりますが、SaaS未経験でシステム提案って何?だった私が半年間なんとかやっているのは、間違いなくCSチームのメンバーや、カミナシの3つのバリュー(現場ドリブン・全開オープン・β版マインド)を全力で体現する社員みんなのおかげです。
(toカミナシ社員:いつもささいなことでも困ったときに助けてくれて本当に感謝しております)
このnoteを読んで、めっちゃ共感した!現場に関わるお仕事って伸びしろがあっておもしろそう!
と感じたら是非「すき♡」をおしてくださいね。
そして、カミナシでは一緒に働く仲間を大募集しております。もし、現場の未来を村松とともに一緒に変えたい!という熱い仲間がいましたら、お話させてください!

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