DAに聴く曲5選

(D) ドライブしながら (A) アゲアゲ気分のときに聴く曲。あるいは、(D) ドライブ中は (A) 安全運転でお願いします、を想起させる曲。

スピード出し過ぎ注意。この御題を決めた時点ですぐに／反射的に Deep Purple「Highway Star」が浮かんだので、最初から除外しておきます。ドライブですから、そりゃ気分はノリノリのアップビートに決まっていますが、〜イヤホンで、ふさぐな、町の声と音〜。では 5曲、参りましょう。

☆Echoes☆

Title             Echoes
Artist           Camel
Album       「Breathless」1978
Comment　キーボード Peter Bardens が脱退する直前のアルバムから。やはり Camel は彼と Andy Latimer の二人主導体制のほうが好きですね。プログレに拘らず、はじめからフュージョン・スタイルでいけばもっと売れたのかも。メロウでリリカルなサウンドは時代を感じさせません。

☆Steppin' Out☆

Title             Steppin' Out
Artist           Joe Jackson
Album       「Night And Day」1982
Comment　先鋭的ミュージシャン Joe Jackson。本分は実験性にあるのか、吸収性にあるのか。多彩なジャンルを採り入れて自分のものにする才人です。本作はピアノの躍動感がステキなのはもちろん、ベースラインの推進力がまさにドライブ感たっぷりです。

☆Little Talks☆

Title             Little Talks
Artist           Of Monsters And Men
Album       「My Head Is An Animal」2011
Comment　彗星のごとく現れたアイスランドのインディ・フォーク・バンド。アイスランドからこんなサウンドが産まれるのか、と少し戸惑いもあったっけ。あれから10年、デビューアルバムがいちばん地域色が強いです。メジャーになるほど洗練されていく、のも良し悪しですね。

☆Blinding Lights☆

Title             Blinding Lights
Artist           The Weeknd
Album       「After Hours」2019
Comment　オルタナティブ R&B の新旗手 The Weeknd。この曲は 2020年ビルボードのシングル・チャート1位を獲得。甘い官能ヴォイスは、ソウルでもファンクでもヒップホップでもオール OK です。この動画も、彼らしく MJ へのオマージュに溢れていますね。

☆Rhythm In Your Mind☆

Title             Rhythm In Your Mind
Artist           STR4TA
Album       「Aspects」2020
Comment　80年代ブリット・ファンク ＆ アシッド・ジャズの仕掛人 Gilles Peterson が 2020年に立ちあげたプロジェクト STR4TA 。コラボの相棒が Incognito のギタリスト Bluey です。ジャズ・フュージョンの進化系か、単なる懐古趣味か。決めるのはあなた自身の感性です。

聴いているだけで身体がウズウズ動きだしそうなナンバーばかりです。その昔はクルマでの鑑賞用として、カセットテープにミックスリストを録音したものです。さらに、助手席に彼女でも乗せようものなら、半身での片手バック運転の練習もしたっけ。はあ？　ご存知ない？　すみません、今のはなかったことに。添付した Spotify プレイリストは Of Monsters & Men。ぼちぼち新譜が出てもよくね？　と待ち侘びるのはぼくだけでしょうか。

それでは、また。
See you soon on note (on Spotify).