ウルトラマンみたいに書く
「タイトルはどう意味?」と、思われたと思います。タイトルは長すぎると冗長になるので短くした結果、読者がすぐには意味が分からないタイトルになりました。
「ウルトラマンみたいに書く」というのは、制限時間を意識して書くということです。
戦える制限時間の3分間が近づいてくると、ウルトラマンの胸に付いているカラータイマーがピコンピコンと点滅するのは知っていますか。書くことでも、これと同じように制限時間を、設けたいという話です。
なんで制限時間を設けようと思ったかというと、研究に使う時間が増えてきたからです。具体的な研究テーマが決まってきて、その研究をするためにもっと勉強をする必要があると分かりました。
これまでも勉強はしていたんですが、研究テーマが決まってなかったので、本腰を入れて取り組めてなかったんですね。自分の研究と関係があるかどうか分からない中で勉強するのは、どうしてもやる気が出ないものです。
だからnoteのほうは、これまでみたいに長い時間をかけて、取り組めなくなりました。なので最近僕は、制限時間を設定して記事を書いています。9月に入ったあたりからかな。
制限時間は、1時間から1時間半。時間を短くするとクオリティーが下がるかと思ったんですが、読者の反応を見ると以前とそこまで変わらないんですね。文字数も同じぐらい。
「書くために費やす時間を、長くすればいいってもんじゃない」というのが、僕の率直な感想。使える時間がいっぱいあっても、ダラダラ書いてしまうから。
そういえば以前、似たような記事を書いていました。
制限時間を設けても、記事の質がそこまで変わらなかったのは、集中して書くことができているからだと思います。この時間で仕上げなければならないって分かってると、何とか達成しようと自分の脳がフル回転します。
自分でもびっくりしましたが、追い込まれると意外に言葉が、ぽんぽん浮かんできます。火事場の馬鹿力といいますか。
また制限時間があることで、書く前に自然と文章の構想を、練るようになりました。大学へ向かってチャリを漕いでいるときに、「今日はこのことを、この構成で書こう」って、脳が勝手に考えてくれるようになったんです。
書く前に勝負はついていると、以前に「ことばと広告」さんに教えてもらいましたが、まさにそうです。
書く前に書く内容を考えていれば、短い時間で仕上げることができます。また、そのためにメモを日頃から取るのも、おすすめです。思いついたこと何でも書いていれば、後でそれらがつながって記事の新しいネタになります。
文章だけに限らず、物事を達成する上で制限時間を設定するのは、大切なのかもしれない。研究でも時間を決めてやったほうがメリハリがついて、趣味にもっと時間をあてられるようになる気がします。
おや、そろそろ1時間が近づいてきて、僕のカラータイマーが点滅している。「シュワッチ」と言って、M87に帰る時間だ。では、また。
ちなみにウルトラマンは僕が子どもの頃から大好きで、ウルトラ怪獣フィギュアをいっぱい集めていました。
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