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うしおやじの昔話

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うしおやじが小学校入学前のモーちゃん(札幌で1961年生まれた)だった頃の話。落ち着きがなく大層周りの大人を困らせていた。やがて小学校入学し、モー君になる。ひょっとしたら中学、高… もっと読む
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#昔話

「公園でのアウェイとの闘い」昔話10

 モーちゃん家は北の方にあるK小学校の校区の境。ちなみに、公園のある家の東側の道路の向こ…

うしおやじ
10か月前
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「異年齢交流 ~公園で野球~」昔話08

 2年生になり、バットとグローブをもって公園に行くようになると、友達との野球はバックネッ…

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「野球ばっかりの始まり」 昔話07

 モーちゃんの頭の中にはいつも野球の物語が進行している。グローブとボールと壁があれば、い…

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ホームグラウンド誕生 昔話04

 モーちゃんの家から東に50メートルくらいのところに公園がある。グーグルアースで見ると長…

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憧れのショベルカー 昔話03

 ある日、モーちゃんの家の前の道路にショベルカーがやってきて穴を掘りだした。モーちゃんの…

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どぶ川の思い出 昔話02

 昭和40年代前半の札幌は道路わきに「どぶ」と呼ばれる側溝があった。  床屋の横のような…

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教えてくれれば言うこと聞くのに 昔話01

父さんと妹でバス通り沿いにある近所の床屋さんへ行ったときのこと。 一番古い床屋の記憶。 2歳下の妹が一人で椅子に座って髪を切っていたので、多分妹は3歳。するとモーちゃんは5歳となる。その床屋さん、小学生の時には質屋になっていたので年代はそのくらいのはず。 床屋の大きな椅子の上に子供用の椅子をつけられて座る。 目の前には大きな鏡。 自分が大きく映っているのが面白くていろいろな動きをしてみる。 その都度鏡は完璧にモーちゃんの動きをなぞってくれる。 それが面白くて、いや暇なのが一番