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「手毬唄じゃないんだから」あらすじ
苦労人の刑事・岩橋とその上司・片桐はとある別荘で起きた殺人事件の捜査をすることになった。
省エネ主義の片桐は、個人の権限でしばしば捜査協力を依頼しているミステリー作家・葛西林子に今回も依頼をするよう岩橋に指示を出す。
ちょうど執筆活動に退屈していた葛西は、担当編集・若林茶子との打ち合わせ中に舞い込んだ捜査協力依頼に一も二もなく飛びつくが、今回の事件が自身の執筆している小説の内容と酷似していると告げ
「手毬唄じゃないんだから」第3話
【3-1】@ホテルロビー
片桐、岩橋が椅子に座っている
その傍に茶子が立っている
駆け込んできた警官が言い放つ
警官「いえ…葛西先生が…遺体で発見されました…」
茶子の唖然とした顔
他の面々も強く動揺している
岩橋、驚いて立ち上がる
岩橋「今、なんて…?」
警官「葛西先生が、遺体で……」
茶子、遮って
茶子「いやいやいや待ってください…!だって先生は、別荘を見に行くって…!」
片桐
「手毬唄じゃないんだから」第2話
【2-1】@別荘横、仮設テント
大きな長方形の机に別荘の平面図等が置かれている
片桐と岩橋が立っていて、その他は座っている
不敵な笑みの葛西
葛西「その密室トリックは簡単だよ」
茶子「なにか分かったんですか…!?先生」
葛西「茶子ちゃんさぁ。私の原稿読んだんだよね?」
茶子「読んだんですけどしばらく前なのであんまり覚えてなくて…」
葛西「はぁ~悲しいなぁ。そんで警部」
片桐「なにか」
葛西「
「手毬唄じゃないんだから」第1話
【1-1】@別荘らしき場所
別荘の中を恐る恐る歩く女性の足元
女性は血まみれで倒れる男性の遺体を発見する
女性「きゃーー!!」
@小説家・葛西林子の書斎
場所が分からないように口元や顔のみを映して
葛西「んー。もっと滅多刺しにした方がよかったかなぁ」
@別荘らしき場所
男性の遺体を発見してパニックになる中、携帯を取り出して電話をかける女性
女性「お願い…!出て…