「手毬唄じゃないんだから」あらすじ
苦労人の刑事・岩橋とその上司・片桐はとある別荘で起きた殺人事件の捜査をすることになった。
省エネ主義の片桐は、個人の権限でしばしば捜査協力を依頼しているミステリー作家・葛西林子に今回も依頼をするよう岩橋に指示を出す。
ちょうど執筆活動に退屈していた葛西は、担当編集・若林茶子との打ち合わせ中に舞い込んだ捜査協力依頼に一も二もなく飛びつくが、今回の事件が自身の執筆している小説の内容と酷似していると告げられる。
捜査協力依頼でもあるとともに、葛西は今回容疑者の1人でもあるというのだ