孤独

ああ、いつか終わる。

悲しみとは名ばかり。

この虚無の中の孤独は、酷く冷んやりとしている。

この世界の中で、ついに見つけた。

あなたは私を見つめる。

私は目を背ける。

どうか見ないで。

そんなに見られたら、私は消えてしまう。

本能が逆らう。

私の愛はあなたを見つめる。

虚無という名の神が優しく微笑む。

やめてください。

そんなにあなたに包まれたら、

私は消えてしまう。

でも、きっとまた会いましょうね。

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