AIは人手不足の解決策となるのか
こんにちは、しがサラです。
DXやチャットGPTなどの生成AIは、日に日に脚光を浴びています。
時代の流れとともに、アナログ文化はどんどんと上書きされているようです。
便利になる一方で、それらが我々にもたらしてくれるものは何だと思いますか?
今回は、人事目線で書いていきます。
人事という職種柄、現場部門から管理部門までほとんどの部門との関わりがあります。
そして、どの部門も共通して抱えている悩みは【人手が足りない、もしくは人材不足】だと言うことです。
前職の人事をやっていたときから、各部署から本当に何百回と投げかけられた言葉です。
そんな共通の問題に対して、AIは解決策となるのか?
私の答えは、解決策となるです。
ただし、イメージ的に
AI→人の仕事を代わる→人手不足の解消
ではなく、
AI→仕事の整理→人員の見直し→人手不足の解消
のイメージを思っています。
AIが直接仕事を奪うのではなく、AIによって部署における仕事のあり方を考えるきっかけが巻き起こると思っています。
仕事の整理
個人的には、人手不足の8割ぐらいは仕事の整理がされておらず、足りていないと思っています。
残りの2割は、成長事業での人手不足です。
今日取り組んでいる、仕事は何のためにやっているのか?
そもそも必要なのか?
必要であれば、もっと楽になれる手段はないのか?
この問いかけを、突き詰めてやると、仕事は大幅に減ります。
実際に私も、てんやわんや追われていた側の人間です。
残業時間はすでに100h。だけど仕事を回さないと、社員への給与支払いに影響する。
引くに引けない状況になって初めて【思い切って、やらない仕事を決めてみる】ということに踏み出せました。
本当は管理職がしっかりアサインしないといけません。
ただ、この仕事の整理をするというのは非常に大切です。
AIの権力が増してくることにより、
「では、うちの部署ではどんな仕事をAIにやらせた方が良いのか」という議論になります。
要するに、今まではなんとなくやってきた仕事に対して初めて「AIがする仕事、人がやる仕事」を明確な裏付け(理由)を持って、線引きしていくこととなります。
この考えで、突き進めるとチーム全員がやっていた仕事が表面化してきます。
表面化すると、疑問を持つようになり、
【仕事の整理】が行われます。
そのゴールとして、必要な人員が適正化され、結果的に人手不足は解消されます。
1つの理想の形ですが、私はこのように考えています。
人手不足を考える大事なポイントは、
何に対して人が不足しているのか。です。
その【何】の部分と、目の前の業務が一致しているのか、を考えることです。
AIはそんな考えるきっかけを、私達に提供してくれると思っています。
以上が、私の考えです。
是非、皆さんのご意見をお聞かせいただければ幸いです。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
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