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採用試験では高校の学歴を見る話

こんにちは、しがサラです。

前職の時代に、採用担当として4年ほど面接やイベント、説明会、内定者フォローと担当していました。

おそらく、面接をした学生は数百、イベントを通じて会った学生は数千ぐらいになると思います。

そんな中、人事担当はどこを見ているか。

高校の学歴です。

誤解のないように付け加えると、学歴フィルターではありません。

その理由を解説していきます。


学歴フィルターとは

ご存じの方も多いと思います。

採用試験において、出身大学や出身高校を見て、ある一定以外の出身であれば落選させる。

または、ターゲット校や文理区分が企業側が求めているものでなければ落選させる。


これが学歴フィルターです。

選考の中身を無視して、学歴だけで落とすなんて、ひどいように思います。

しかし、努力の証を具体化しにくい中で、学歴というのは1つの指標です。

特に大企業においては、数千人と受験者がいます。
すべての学生と会えれば理想的ですが、時間とお金と労力が難しい面もあります。


最近は、人物重視の企業が増えてきたので学歴フィルターも少なくなりつつありますが、一部残っていることも確かです。


高校の学歴でみる

私は、高校の学歴を起点に考えていました。

私は学生時代あまり頭が良くありませんでした。
成績的には標準的なレベルの進学校の真ん中ぐらいです。

その時に思っていたのは、学年でも上位の友達、もしくはもっと年差値の高い高校に行った友達は小学校のときから頭が良いこと。

もっというと、小学校のときから勉強するという努力の習慣が身についているということ。

もちろん、中学校でバリバリ頑張って偏差値の高い高校に入った人もいるでしょうが、割合でいくと前者の方が多いでしょう。

大学受験においては、運も多少関係してきますし推薦枠もそこそこあるので、やはり実力や努力を計る上では高校の学歴が大切だと思います。


タイプ別にみる学歴

私が人事担当として高校の学歴を見ていたことは解説しました。

そこで学生のタイプ別に解説していきます。

①中高名門で、大学は標準のパターン

②中高名門で、大学も名門パターン

③中高標準で、大学は名門パターン

※この場合の標準は、標準以下も含みます。

これらの学生パターンがいた場合に、私が最も評価していたのは、

①中高名門で大学は標準のパターン
②中高名門で大学も名門パターン

です。

語弊が生じないように言うと、あくまでの1つのファクターであって合否の全てをそれで決めることはしません。

基本的に新卒採用は加点方式です。

その加点要素と捉えてもらうと分かりやすいかと思います。

ちなみに、

③中高標準で大学は名門パターン

このパターンの学生であっても、努力して良い大学に入ったという姿勢はありますので、面接においてその取り組みを十分にアピールすれば、非常に高評価となります。


これらの指標はあくまでも、1つのファクターです。

基本的には面接の中身、いわゆる人物で決まると思ってください。

新卒領域におけるポテンシャル採用として、

・取り組んだこと
・その背景や理由
・課題感がどこにあったか
・行動力

これらの姿勢を言語化し、面接で発揮すれば、必ず内定は獲れます。


ご参考になれば、幸いです。


本日も、お読みいただきありがとうございました。

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