スペシャリストとゼネラリスト、時々マネジメント
こんにちは、しがサラです。
中小企業と大企業のいずれの環境でも働いた経験のある方は、分かるかと思いますが、企業規模が大きくなればスペシャリストが増え、企業規模が小さければゼネラリストが増える傾向にあります。
過去記事でも紹介していますが、大手企業は人材が潤沢にいますので、業務が細分化され、スペシャリストが生まれやすい組織構造上の背景があります。
ですので、キャリアを考える際にも、大手企業の場合はゼネラリストなのかスペシャリストなのかが論点になったりします。
しかし、ここで間違わないようにしたいのは、いずれもマネジメントする立場であるということです。
マネジメントすることと、ゼネラリスト・スペシャリストは関係がありません。
では、解説していきます。
ゼネラリストとは
ゼネラリストは広範なスキルセットを有し、異なる業務領域で柔軟に対応できる特徴があります。
特にコミュニケーションや問題解決力に長け、組織全体を俯瞰した戦略的な意思決定が可能です。
これにより、異なる部門間での協力を促進し、組織の一体感を醸成します。
企業への貢献は、組織全体の調和を促進し、継続的な成長をサポートすることにあります。
スペシャリストとは
対照的に、スペシャリストは特定の分野で深い専門知識を有し、高度なスキルを発揮します。
彼らは特定の課題やプロジェクトにおいて優れた成果を上げ、企業において競争優位性を構築する重要な存在です。
スペシャリストが提供する専門的な知見は、技術の進化や業界の変革に対応し、企業の革新力を高めます。
マネジメントにおける双方の役割
マネジメントにおいては、ゼネラリストとスペシャリストが共に重要な役割を果たします。
ゼネラリストは企業戦略の立案や文化の形成に参加し、組織全体をリードします。
一方で、スペシャリストはその専門知識を駆使して具体的なプロジェクトにおいて優れた成果を生み出します。
協力と調和がマネジメントの中でキーワードであり、ゼネラリストとスペシャリストの連携が企業の成功に不可欠です。
マネジメントの観点でいくと、どちらの存在も必要不可欠です。
しかし、部下の面倒を見なくてもいいということではありません。
それぞれ、次世代のゼネラリストとスペシャリストの育成をしていく役割を担っています。
最近、人事の仕事で色んな方のキャリアに触れる中で、どうもスペシャリスト=マネジメントしなくても良い、という風潮を感じていました、、
改めて、皆様のご参考になればと思います。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
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