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黒猫ティムの話
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部屋にそっと置かれたりしないか
ドキドキしてました(笑)
イギリスに滞在中、モフモフ不足の私を癒してくれたのが黒猫のティムでした。
最初は、真っ黒で目だけ金色に光るティムがちょっと苦手でした。
黒猫って、どうしても不吉とか魔女のお仲間的なイメージがあったので、あの透き通った目でジーっと見られると、なんだか落ち着かなくて。
でも、イギリスでは黒猫は「幸運のしるし」なんだそうです。
前を横切った時は 、良いことがある兆しと考えられています。
それを聞いてから、すっかりイメージが変わりました。
外にいるのが好きな「庭猫」のティムは、あまり家の中には入って来ません。
でも、私と仲良くなってからは、部屋に訪ねてきてくれたり、夜リビングでTVを観ていると、膝に乗って甘えたりしました。
私のお腹をフミフミし始めた時は、ホスト夫妻もビックリしてました。
それまでは、あまり甘えてきたりしない猫だったみたいです。
猫のフミフミは、お母さんにミルクをもらう時の仕草の名残。
甘えられる程、慕われるようになったのが嬉しくもあり、同時に、これでは帰国する時に辛くなるなぁ…と、複雑な思いでいたのを覚えています。
ティムといっしょにいたのは、わずか一年。
でも、忘れられない温かな想い出です。
何年も前に、虹の橋を渡ってしまった彼だけど、いまだに黒猫を見ると「ティムー!」と声をかけてしまいそうになります。
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目つき悪っ(笑)
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正解 :
置物と化してベンチの上にいます
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