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男性のホルモン周期👨

2024/03/19

昨日は、女性の生理について書きました。

本日は、男性の身体についても
改めて知る機会になればと思い、
男性のホルモン周期について記します✏️

男性ホルモンの分泌は10代で急激に増え、
もっとも高くなるのは20代です。
20代〜30代の男性ホルモンの分泌は1日あたり14.3〜16.8ピコグラム/ミリリットルで、
加齢と共に徐々に減少していきます。
とはいえ、女性における女性ホルモンの
減少と比べると低下の仕方は緩やかです。
そのため、「歳だから……」と
済ませられる人もいますが、
最近では、男性にも男性ホルモンが
減少することで生じる男性更年期が
起こることが知られるようになり、
「LOH(late-onset hypogonadism)症候群」として治療を必要とするケースも増えています。

男性は生理はないものの、
女性の排卵を促す下垂体ホルモンは、
男性の体では、精巣で「テストステロン」
という男性ホルモンを作り出したり、
精子を作り出すための命令として働きます。

男性のホルモン周期は、女性のように
大きな周期があるわけではありません。
脳下垂体を刺激するホルモンは90分単位の
分泌周期があり、それによってテストステロンも
15分の分泌周期があるとされています。

テストステロンは日内変動があり、
早朝が一番高く、夕方になると減少してきます。
一般的に性欲高まるのは夜かと思っていましたが、
少し意外!
女性のように1ヶ月をかけた生理周期というよりは、1日の中でのわずかな変動でしかありません。

女性の排卵は、周期的に約1カ月に1度起こります。一方で、男性の精子も精祖細胞から
精子に完成していくまでには、
74日間かかることがわかっているそうです。

女性は1カ月に1つ排卵が起こるのに対し、
男性は1日に1億もの精子がどんどん
生み出されます。

もし、一定の周期で
睾丸が腫れているようなことがあれば、
それは、生理などの周期とは関係なく、
なんらかの病気の可能性があるため、
受診をした方がいいそうです!

昨日、今日と、男女の体の作りなどについて
取り上げましたが、子どもも大人も正しく
双方の理解を深めることが大事だと、
改めて感じています。

子どもたちに向けて、私が年に1回大きな声を
出すことになる出来事が1つあります。

それは、男の子たちが面白半分で、
お互いの大事な部分を触り合っていたり、
相手の足を持って、自分の足裏で踏み込んでいたり
いたりする場面を見かけた時。

初めはもちろん、冷静に淡々と
理由も添えて注意をしますが、
それでもやめない時は、
学級の時間にすることもありました。

なぜ、ふざけているだけでも
やってはいけないのか。

私の知り合いには、昔、ふざけ合っていたことで、
睾丸が気を失うほどの大きな衝撃を受け、
精子が作れなくなってしまったという人がいます。

完全に精子の数が0ではないらしいですが、
怪我をした時の手術や、
精子保存のための手術など、
とても痛かったと聞いています。
軽い気持ちで遊んでいたことが、
大きな事故につながり、将来までも変えてしまう
ということを理解してほしいからです。

自分の体も、相手の体のことも
大切にできる性教育をしていきたいと思います🤝


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