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ロバートキャパ展と私

先日八王子にある東京富士美術館で開催されているロバートキャパ展を見に行きました。
ロバートキャパとの出会いは私がおそらく小学校の頃だったと思います。
戦争下、銃で撃たれた人が倒れる瞬間をとらえた写真や、子どもを守るために兵士に背を向けた母を撃とうとした瞬間の写真など。あまりの衝撃的な写真で今でも鮮明に覚えていますし、それぞれの人のその瞬間の気持ちやその瞬間に居合わせて写真をとったキャパの気持ちなど、色んなことを考えさせられたときでした。
そこから写真や写真家にも興味を持つようになった気がします。

今回再度ロバートキャパの展示をしていたので見に行きましたが、説明文を読んで知ったのはキャパも戦時下での船上で気を失ったことがあったということ。自分を含め生死の境ぎりぎりの場所では、誰もが精神的におかしくなって当然だよなと思いました。
キャパは本当に勇敢な写真家だったなと思います。命をかけて戦争の本当の姿、残酷さを伝えたからです。
キャパも”戦争はないに越したことはない”というようなメッセージを伝えていたようです。

また一方で大人になってから見に行って思ったことは、キャパは見た目も格好良かったんだなということです。笑 ダンディーで素敵です。撮っても撮られても素敵ですね。
また、異国の子ども達の笑顔を写真におさめることができいるのは、キャパのあたたかな心や人柄の表れではないかなと思いました。
私もこれから意味ある仕事、満足のいく仕事を見つけ携わりながら、人として魅力のある大人に成長していきたいなと思います。

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