繋がり、距離感 なくしてしまう前に

祖母に対するマイナスな感情を取り除きたい。
そして、良い距離感を保ちたい。

帰省を避けてしまうようになったのはいつからだろう。

原因は何だろう?
どうしたら解決できるのだろう?

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『自分にとってネガティブ・マイナスになることが積み重なった』結果が原因である

当たり前かどうかはわかりませんが。

不快にさせる環境の中に入らないためには
近寄らず避けることが
身を守る上で大切な事だと思っています。

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私は小さい頃から祖母にお世話になっていました。

祖母は今でも大切な存在です。

しかしそんな大切な存在でも苦手だと感じる部分は出てくる。

この感情は悪いものではないと思っています。


成長すると同時に  
一緒に住む身内の構成も住む場所も変わり
祖母とは離れて暮らすことになりました。

離れている間にも私の人生は進んでいてあらゆる課題も積み重なっていきます。

そのため昔よりも『心の余裕』というものも少なくなります。

もちろん『環境の変化』や『自分自身が変化』した事も理由です。

『自我が芽生え自分を理解する』ということは時に対立を生みます。

たくさんの『原因』が現れました。

私と祖母は『対照的である』。

【⠀連絡は必要最低限でありたい自分 】と
【連絡はどんな些細なことでも交換したい祖母】

【⠀パーソナルスペースを広く必要とする自分】と
【人との繋がりを重視して気持ちを全て話して欲しい祖母⠀】

【⠀自己管理できる自分  】と
【⠀過干渉気味な祖母⠀】

【⠀ポジティブでありたく悩み事があるなら解決したい自分⠀】と
【⠀ネガティブな思考が強く解決はあまり求めていない感情的な祖母⠀】

祖母が私に求めることはとても愛情に溢れていている。

それは理解しているつもりです。 

他の方には愛情深いおばあちゃん、もしくは女性だと捉えてくれる方がいるかもしれない。

そう思ってくれる人がいたらとても嬉しいです。

私は祖母が嫌いではないから。

ただその優しさが辛く困っている。

葛藤がおきます。

祖母の行動を尊重してあげたい気持ちと
自分の過ごしやすい生活スタイルを築きたい気持ち

どうにかして需要と供給が合うラインを見つけたかった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーまず、お年寄りの生態について調べることにしました。

『ネガティブ思考になりやすい』について
何故ネガティブになりやすいのか

・病気にかかり気持ちが暗くなっている
・友人など大切な人との別れ
・仕事の退職
・趣味など活動の場の減少
・必要とされていないという気持ち
・孤独や寂しさ
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などが原因だと分かりました。

私の祖母は上記のほぼ全てに当てはまっていることに気づきました。

これはとても苦しい現実だと感じました。

特に本人からよく聞く言葉は
『自分はもう役に立たないババアだから』
『もう長くもないし別に治療とか必要ない。早く死なせてくれればそれでいい』

祖母と同じ人間の私は

繰り返しそのネガティブを浴び続けると苦痛を伴い考える時間を作る前にその場から飛び出したくなります。

距離を取りたくなります。

逃げたくなります。

全ての繋がりを切ってしまう前に
完全に嫌ってしまう前に

解決しなければいけない。

私は方法を学びました。

〜次帰省した時に私が行うことは〜

『失敗した後のリスクができるだけ少ない頼み事などを祖母に任せること 』

満足感・充実感 必要とされている実感を体験してもらうこと。  

→寂しさを紛らわすために祖母が好きな小鳥をプレゼントしました。
お世話をする人は飼い主である祖母です。
そして誰かの役に立っている。
飼い主が居なければこの小鳥は死んでしまうから。
大切に育ててあげて欲しい。

→私は料理の技術上達を求めています。
料理人だった祖母に技術を学びます。

暑がりの自分に体を冷やしてはダメだと
タオルをかけてくれるあの時間を
嫌わないように。

睡眠をとることを辛いものにしないために、
→睡眠冷感グッズを持参する
冷感タオルを用意する
もう一度自己管理は出来ることを伝える。

意外とお互いの希望を叶えられる方法は存在しているはずです。

他家庭での家族との距離感というのは
私に知ることはできませんが
きっともう少しゆとりがあるものだと想像しています。
比べるものでも無いですが。

そのゆとりあるものにするために

大切な人だからこそ
苦痛のない距離感を意識して向き合っていきたい。


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