【介護日記】#8 社会福祉士の私が感じた介護の戸惑い
私は31歳の女性で、社会福祉士の資格を持ち、介護士や相談員を経て、現在は福祉を教える先生として活動しています。
そして、祖父と祖母の介護を経験しました。
祖父母の介護に直面する前は、介護に関する経験や知識は豊富だと思っていましたが、施設の利用者さんと自分の祖父母との介護は全く別だと感じました。
昔の元気だった祖父母と、認知症や体の衰えにより変わってしまった現在の祖父母のギャップで、私自身に混乱と戸惑いが生じました。
そんな中で私がとった対策は、利用可能な福祉サービスを活用することでした。
まず、祖父母に介護認定を受けてもらい、祖父は要介護、祖母は要支援と認定されました。
その状態を考慮に入れ、祖父にはデイサービスを、祖母にはリハビリを受けてもらうよう提案しました。祖父母が昔のようにシャキシャキ動けるわけではないとはいえ、二人の笑顔が増えたことは私にとって大きな喜びでした。
私がこれから介護を行う人々に伝えたいアドバイスは、まず一人で悩みを抱え込まないことです。抱え込むとストレスを生み、介護される人への不満に繋がる恐れがあります。
福祉のサービスは多く、支えてくれる介護職員もたくさんいます。ですから、何か問題に直面したら、まずは他の人に相談することを強くお勧めします。
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