【介護日記】#13 看護師と娘としての介護体験

私は41歳の女性です。介護の相手は73歳の母で、介護生活はもう2年が経ちます。まだ短い時間に感じるかもしれませんが、私にとっては一日一日が長く、深い学びと疲労感のある期間を過ごしています。

母は元々ヘルニアの持病を抱えていましたが、2年前に脳梗塞を発症し、その結果、右半身が一部麻痺しました。それ以降、母は日常生活の大部分で援助が必要となりました。私の日課となったのは、母の食事の準備、薬の管理、シャワーの手助けなど、基本的な日常生活の支援です。看護師としての私の専門知識を活用し、必要に応じて医療的なケアも提供しています。

しかし、看護師としての仕事と母の介護とのバランスを保つことが最も難しいです。毎日のスケジュールを調整するのが難しく、日々の疲労が積み重なっていくことを感じました。

私が介護を経験して感じた後悔の一つは、介護サービスを利用することを躊躇したことです。介護が必要になった当初、プロの介護者に依存することをためらっていました。しかし、その結果、自分の疲労が増大する一方でした。

私が他の人に伝えたい教訓は、介護は一人で行うものではないということです。自分自身の健康を維持することも重要です。また、地域の支援や利用可能な介護サービスなどのリソースを早めに探し、積極的に利用することをお勧めします。これらのサービスを適切に活用することで、介護者自身の負担を軽減し、家族に良い介護生活を提供し続けることが可能になるのです。

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