記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
見出し画像

フランシス・ハ

ず〜っと観たくて、ず〜っとウォッチリストに入っていたまま、友人の一押しでAmazonプライムにて鑑賞しました。

※以下ネタバレ含みます

フランシス・ハ(2012)


観る前の私は勝手にフランス映画だと思っていました。
舞台はニューヨーク・ブルックリンです。
それだけでもう胸が高鳴るのに、味のある全編モノクロが作品の良さを引き立てていました。

まさに主人公のフランシスが今の自分と状況が似ていて感情移入の嵐…

ここからは少し自分の話になってしまうのですが、現在25歳
周りの親しい友人は長く付き合っている彼氏と同棲していたり、何かと落ち着いた生活をしている中
私は自分の夢のために今春から上京をします。

フランシスは見習いダンサーをしながら舞台で踊る事を夢見ますが芽吹く事はなく、そんな自分も受け入れて最後は落ち着くとこに落ち着く。
これから夢に向かって行く私にとっては、少々現実に引き戻されたシーンもありました…笑
悩みながら人生を楽しんでいるフランシスのキャラクターがとても魅力的です。



一緒にお酒を飲むソフィーとフランシス
NY・ブルックリンの街並みが素敵


次にフランシスとルームシェアしているソフィーとの関係に、気付けば自分と友人を自己投影していました。

ソフィーが恋人と結婚するため、ルームシェアを解消しようと言うシーンではフランシスが「何でよ?!」「絶対こっちの方が楽しいじゃん?!」ってノリがちょっと勝手だなと思いつつ、その真意は何だか分かる気がしました。笑

私自身、自己投影した友人は友人と言うよりかは、もう家族みたいな存在です。
だからこそ、「自分の友達を取られちゃう!」って感覚よりかは家族である姉妹の結婚報告を聞いた様な「遂にあなたも結婚かあ〜寂しくなるな」って感覚に近いのかな?
フランシスもそんな風に感じたのでは無いかなと思いました。

微笑むレヴ
アダム・ドライバー若い!


ちょい役ではあったものの、アダム・ドライバー若くてびっくりしました。
なんかこの格好「うんうん、いるいる〜笑」モテ男なのに絶妙なダサさが良かった。


最後に、私は唯一行った事のある国がアメリカのニューヨークなのですが
今でもニューヨークが舞台の映画を見ると行った時のことを思い出すと同時に、誰もが夢を持って頑張る場所ってイメージを持ちます。
フランシス・ハは、夢を追うかっこいい人の中にある悩みや楽しみ、生き方をチラリと覗いた気分になれる作品でした。

ラストを見ると、この映画のタイトルの意味って…?
納得〜!なんて小洒落た演出なんだろう。この終わり方が良い意味でスッキリします。

「あ〜今日は何もやる気出ないな〜ゴロゴロしてたい」って休日に観るのがオススメです。




ここまで読んで頂きありがとうございます…!
今回は自分語りが多くなってしまいました。
今後は映画以外の事もたま〜に書き留めたりしてみたいなと思います。

語彙力が小学生並みですが、Filmarksのリンクも貼っておきます。
ご興味ある方は是非チラッと覗いてみて下さい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?