タイタニック
重い腰を上げ、タイタニック ジェームズキャメロン25周年記念上映で観てきた感想を語っていこうと思います。
意外と観れていなかった名作ですが、結論を先に言うと私の肌には全く合いませんでした。
※以下ネタバレ含みます
タイタニック(1997)
誰しもが知る名作中の名作、観終わった私の気分は最悪。
世間と自分の感じ方の大きなズレにびっくりしてしまいました。
何せ、私はこの二人のラブロマンスについての評判ばかりをSNSで目にしてきたからです。
まず映画終了直後、ジェットコースターに乗った後のような足のもたつきと手の震えが止まりませんでした…。
3Dを久しぶりに観たからなのかな?
映画序盤から感じた違和感は、船を動かしいている膨大な人達が船底辺りにいる事と脱出用ボートについての会話(これに関してはローズもツッコミを入れてました。)
正直、全編通して自分のフィルターには階級による身分差別が色濃く見えてしまったのと特に沈没シーン(ここに関しては東日本大地震を思い出してしまった。)に精神的ダメージを食らいました。
上映終了直後は「何故皆はあれを見て何も感じないのだろう?」と怒りとも何とも言えない感情になりました…。
ただ、これに関しては後日ちゃんと消化しきれました!
また別で詳しく語らせて頂きます。
中でも音楽隊のシーンがかなり応えました。
パニックな状況下でこそ、人間の本性って分かりますよね。パニックムービーあるあるですが
キャシー・ベイツ演じるマーガレットは大変心強いキャラクターでした。
実際に彼女のモデルになった女性もいるそうです。
岡田斗司夫さんの細かい解説動画のお陰で、タイタニックの裏にある時代背景を知る事ができました。
自分評価が高い作品は自然と精神的に満たされていたのに対して
作品としては賞賛できるのに、こんなにも心が満たされない映画は初めて…その矛盾に衝撃を受けてしまいました。
良い意味で、こんな作品には二度と出会え無い気がしています。
そして恐らく私は二度とタイタニックは観ないと思います。
タイタニックの登場人物と同じように、十人十色
色々な人がいて、感じ方かが違えば生き方も違う。
それに似て映画を観た人達の中にも色々な感想がある。
それで良いという所で腑に落ちました。
ここまで読んで頂きありがとうございます…!
色々と見つめ直すきっかけをくれた映画でした。
また、自分とタイタニックを掛け合わせた話については別枠で…
語彙力が小学生並みですが、Filmarksのリンクも貼っておきます。
ご興味ある方は是非チラッと覗いてみて下さい。