パレートの法則
イタリアの経済学者ヴィルフレド・パレートをご存じだろうか?
彼は「パレートの法則」を発見した人物である。
1_パレートの法則
「パレートの法則」とはイタリアの経済学者ヴィルフレド・パレートが発見した統計法則である。
(80:20の法則、ばらつきの法則とも呼ばれる。)
【パレートの法則】
経済において、全体の数値の大部分は、全体を構成するうちの一部の要素が生み出しているとした。(参照:Wikipedia)
2_パレートの法則が用いられる事象
以下はよくパレートの法則で挙げられる例だが、常に成り立つ事実というわけではない。
・ビジネスにおいて、売上の8割は全顧客の2割が生み出している。
⇒売上を伸ばすには顧客全員を対象としたサービスを行うよりも、
2割の顧客に的を絞ったサービスを行うほうが効率的である。
・商品の売上の8割は、全商品銘柄のうちの2割で生み出している。
⇒売上の8割は、全従業員のうちの2割で生み出している。
・仕事の成果の8割は、費やした時間全体の2割の時間で生み出している。
3_事例を踏まえた分析
2_パレートの法則が用いられる事象に基づくと、「書籍の重要な部分は全ページの2割に書かれている」となる。
しかし、読書するにも書籍を購入し、、、
⇒せっかく購入したから全部読まないともったいない。
⇒全部読むのに時間がかかるから、読む時間を確保しないといけない。
⇒忙しくて時間が取れない。
⇒本を読まない(読む時間がない)
と、悪循環になり、書籍を読むという習慣がなくなる。
4_まとめ
十人十色ともいうこともあるが、誰もが「重要」と思うところは異なるものである。書籍の中でも自分にとっての「重要」な部分、つまりパレートの法則でいう「2割」の部分を集中して読めば、短時間で読破できる。
ただ、今たちまち書籍の中で「重要」な2割部分が、すぐ・どこに書かれているかとういうことを見つけるのは難しい。
まずはあらすじを読み、目次を読み、気になったところを流し読みしていく。
時間短縮につなげれば、
⇒昨日書籍で読んだところは仕事でも役立ちそう
⇒だから今日も2割部分を探して流し読みしよう
⇒また明日もしよう
このような習慣が身につけば、少しずつあなたのレベルアップ・スキルアップにつながる。
是非、効率の良い読書習慣を習得しよう!
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