ものを欲しがっているのは、1つのサインかもしれない。
私は、小学校で指導教諭をしています。
noteでは、
教師と保護者の2つ視点から、
『家庭でもできる教育の一工夫』を発信しています。
ものを欲しがる子どもに、足らないもの。
担任していた子どもの中にも、
「じゃ~、何くれるん?」とか
「〇〇くれたらいいよ。」などと
ものを欲しがる子どもがいます。
これは、今まで、
何かをした報酬に、ものをもらっていたからかもしれません。
一方で、
心の中の足らない何かを、物で埋めようとしているのかもしれません。
下の書籍にも、似たようなことが書いてありました。
子どもが、必要以上にものを要求してくる場合、
親は自分のかかわりを見直したほうがいいのかもしれません。
隠れた欲求に応える方法
①スキンシップを大切にする。
スキンシップに関しては、多くの記事を書いています。
私が親子関係を深めていく1つの方法にスキンシップがあります。
物理的な距離の近さが
心の距離を縮めてくれることもあります。
年齢が上がってくると、
スキンシップが取りづらくなりますが、
少しの工夫で年齢が上がっても、
簡単なスキンシップは取れる親子関係になれると思っています。
②親子遊びを大切にする。
親子で遊ぶ。とても大切です。
室内での遊びだろうが
屋外での遊びだろうが、どっちでも構いません。
親子が楽しい時間を共有する
というのは、とても大切です。
個人的、今、娘とはまっているのが
トランプゲームや
オセロです。
頭を使いながら、楽しめるっていいですよね。
③話を聞く。
子どもの話を引き出す方法を書いています。
また、
お互いに好きなものに興味をもっていくメリットについて書いています。
話を聞くタイミングは、ドライブ中、お風呂、食事中など、やることがないときがいいと思います。
私は、ドライブ中が多いと思います。
④良さを伝える。
話を聞くことで、表面的な結果でなく、過程に目を向けることができます。
がんばっているね。などと声をかけやすくなります。
もちろん、
ただ、頑張っているね。ではなく、
「~~していたんだね。やる気が出ない時もあったと思うのに、切り替えて頑張れたんだね。」と
具体的に価値づけしたいところです。
話を聞くことで、途中の過程にも目を向けて
良さを伝えられるのではないでしょうか。
最後に…
子どもがものを欲しがるという行為は、分かりやすいものです。
もし、その姿が見られた際には、
自分のかかわりを見直してみるのも大切だと思います。
その姿が見られたからと言って
落ち込む必要はありません。
大人でも、欲しいものはたくさんありますよね。
子どもだってそうです。
本当に物自体が魅力的でほしい!
ということだってあるのです。
繰り返しになりますが、
姿が見られた際には、
自分のかかわりを見直してみる
その習慣があれば、
親子の絆を深める関わり方につなげることができるのです。
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