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子育てに管理(強制)する時期は必要である。

私は、小学校で指導教諭をしています。
教師と保護者の2つ視点から、
『家庭でもできる教育の一工夫』を発信
しています。

管理や強制がいい習慣につながっていく。

いきなりですが、次のように言われると
みなさんは、どのように感じますか?

その通りだと納得されますか?
それとも、
過激な感じがしますか?

・子育ては管理が必要。
・小学校の教育は、強制する場面が必要。

どうでしょうか。

私は、とても共感しています。

何事も、最初は、
管理や
強制が必要なことがあります。

例えば、【学校から出されるプリント類。】
これを親に見せる際に
・いつ
・どこに
・どのようにするのか

ルールを決められていますよね。

学校に関することだけではありません。
【服をしまう際】にも
・何を
・どこに
・どのようにしまうのか

決めていませんか。

そして、それができていないと注意をしたり、
できていたら、褒めたりしますよね。

学校現場で言えば、
【時間を守る】とか【授業が始まるまでに学習の準備をする】というのは、
最初は
「~しましょう。」とか
「~しなさい。」と促すことが多いです。
(今回の話で、強制の部分にあたります。)

もちろん、「次の授業、すぐに始められるようにどうすればいいかな?」と考えさせられるのが、できれば理想ですが、

「授業の準備をしてください。」とお願いするものではありませんね(笑)

管理とか
強制というと、
押さえつけるイメージに聞こえますが、
それでも、
それがいつかは、
よい「習慣」になってくのです。

もちろん、
怒鳴るとか
怒るとか、
暴言暴力とか
そうやって教え込むというわけではありません。

納得できるように
親子でルール(決まり)を話し合い、
それを守らせるということです。


最初は、手取り足取り教えることも多いですが、
繰り返していく中で、
たくさん成功して
習慣として身に付いていくのです。

そのためには、
子どもが動きやすい環境を作っていくことが大切だと思っています。


子どもが伸びる環境を確保する。

そのためには、
子どもがスムーズに動けるように
環境を整える
必要があります。

さきほどのプリント類を見せる場面では、
ランドセルとプリント類を入れる場所が近いほうが
子どもは、無理なく続けられます。

また、お子さんによっては、
プリント類を一か所に出すのか
いるもの(見せるもの)・いらないものに分けて出すのかも
違うかもしれません。

服をしまう場面でも、
たたむ場所と
しまう場所が近いほうが楽なはずです。

管理や強制の話を書いていますが、
そのためにも
子どもが無理なく動けるように
環境を見直すことも大切
だと思っています。

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