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傘をささない子どもたち。大きな視点で対応する大切さ。

私は、小学校で指導教諭をしています。
noteでは、教師と保護者の
2つ視点から、『家庭でもできる教育の一工夫』を発信しています。

傘を借りない子ども達

雨がよく振る季節になりました。
私が勤める学校では、下校の際に傘を持たずに
濡れて帰ろうとする子
が結構います。

これは、私が勤める学区だけなのかな~と思っていると
読んだ書籍の中に

今の若者たちを見て感じるのが、雨が降っても傘を差さない様子です。

差すのが面倒なのか、防水性に優れた服を着ているからなのかはわかりません。突然の雨にもかかわらず、ずぶ濡れになっている様子を見ると、防水性だけでは説明し切れない何かがあるのでしょう。

子どもたちの中にも、少々の雨では傘を差さない様子を多く目にするようになりました。理由を聞いてみると、「面倒くさいから・・・・・・」
という声が多かったです。

お母さんが知らない伸びる子の意外な行動より一部抜粋

という記事を見付けました。

どこの地域でも、あるのですね。
その記事には。

友達の傘に入れてもらうにせよ、雨宿りをするにせよ、
コミュニケーション力を付けるという視点では
いい機会だ。

超要約

ということが書かれていました。

すごく納得する話です。

私の場合

校門から出る際に、ずぶ濡れの子をほおっておくわけにもいきませんから、
傘を貸し出すようにしています。

しかしその際は、

数回だけすすめる。

お好きにどうぞ。

としています。

もちろん
「風邪をひいてほしくない。」
「友達に入れてもらうにせよ、友達が濡れるでしょ。」
「濡れると困るものがあるでしょ。」と
伝えています。

それでも、断る場合は、お好きにどうぞ。です(笑)

親や友達に迷惑をかけた場合、
⇨謝る
などなど、
そこは、自己責任の領域かもしれません。

何よりも
ここで、大切だと思っているのは、

①申し出を丁寧に断る。
②友達に頼む(雨宿りのお願いをする)
③お礼を言う(時に謝る)
④責任を取る

という力が伸びるほうが、より健全なのかもしれません。

雨宿りに関して、付け加えるとすると

⑤天気予報を見て、きちんと備える。

ということぐらいでしょうか。

最後に…

ついつい、目先の出来事に対して
躍起になって対応してしまう私ですが、

コミュニケーション力に限らず
大きな視点から考えると
余裕をもって構えられる気がします。

こうやって、
時に
大きな視点で子育てを振り返るって
本当に大切だと思います。

https://note.com/light_auk106/n/n17b7e22a154a


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