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自分も褒められたい!そんな気持ちを脇に置いて、人を褒める。

私は、小学校で指導教諭をしています。

教師と保護者の2つ視点から、
『家庭でもできる教育の一工夫』を発信
しています。

褒めるのって難しい。だって…

褒めるのって難しいんです。
本当に難しいんです。

仕事がら、人を褒めることは多くありますが、
上手く伝わったかどうか悩むことも多くあります。

いや、毎日悩んでいます。

その私の思いを端的に表した文章に出会いました。

人を褒めるのはわりに難しい。ほとんどの人は褒められる側に回りたがるからだ。東山だって例外ではないだろう。もしかしたら、誰よりも褒められたがっているかもしれない。そんな気持ちを脇に置いて、相手の心に届く言葉を発するなんてこと、誰にもできることではないのだ。

もふもふ:朱野帰子さんの短編集

「私、定時に帰ります」のスピンオフが載っていたので読みました。

このスピンオフは、「私、定時に帰ります」の主人公である東山の同期が主人公です。名前は、刑部(おさかべ)。

その刑部が東山に対して述べた一言がさっきの言葉です。

まさにそうなんですよね。
人を褒めるのって難しいんです。
しかも、しかも
自分も褒められたい!
そんな気持ちを脇に置いて、相手の心に届く言葉を発するってのが
すごく難しいんですよね。

というか、
むなしくなったり、
不安になったりすることがあるんですよね。

自分はこのままでいいのだろうかって。

あなたはあなたのままでいい。って言葉があるけど、
それを誰かに言われて
初めて安心するんですよね。

褒めるのって難しい。だって、自分も褒められたいから。

きっとみんなそういう思いなんだ。

ただ、一方で
みんなそういう思いをもっていると思えば、
自分は、
ほめ言葉を発信する側でありたいと思えます。

自分が言葉を発することで
周りの人が少しでも気持ちが上向きになるのなら。

一了が褒める。

褒められた人の心が温かくなる。

その人が、別の人を褒める。(温かい気持ちで人に接する。)





一了が、誰かに褒められる。

という循環が生まれると嬉しいと思います。

最後に…

まずは、家庭で実践をしたいと思います。
そして、身近な人に。

自分も褒められたい!
これが本音ですが
自分が褒めるところから。

今日は、子どもたちが起きてきたら、
ほめ言葉(プラスの一言)からスタートさせたいと思います!



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