見出し画像

引っ込み思案な私が、社内のオンラインコミュニケーションを通じて気付いたこと

みなさん、こんにちは!LIFULLでデザイナーをしている、ういです。
以前、LIFULL CREATIVEマガジンの運営メンバーとして、ちらっと普段の業務について紹介いたしました。

今回は業務から少し離れて、デザイン部のオンラインコミュニケーションについてnoteに書いてみようと思います✏️

と、いうのもコロナ禍により、対面で誰かと話す機会がグッと減って、人と関わることにおいて以前よりも意識して考える時間が増えたような気がするからです。

引っ込み思案な私が、他者とのコミュニケーションに多少の苦手意識や恐怖心があるものの、そこに飛び込んでみようと、好奇心が勝ってしまうのはなぜだろうか?💭

そんな自分自身に対する疑問に向き合いながら、社内でどのようなコミュニケーションの場が作られているかを紹介させてください。

LIFULLの新しいコミュニケーションルール🗣


弊社ではコロナ禍によるリモートでの組織運営が続くことを想定して、チームや全社横断でのコミュニケーションの重要性が、これまで以上に増すという考えのもと、新しいコミュニケーションのルールが展開されました。

新しいコミュニケーションルール
様々な組織の単位でコミュニケーションの機会をつくる目安の図
※LH=LIFULL HOME'S、G=グループの略称

詳しい背景は人事本部長、羽田さんの記事をご覧ください👇

私が所属するデザイン部では良好な関係を構築するためにビジョンの達成や業務に必要な情報共有と、雑談などの心理的安全性を高めるための交流の場が設けられました。上記の図でいうと、”TEAM”の中に含まれる”部/ユニット総会”にあたるものです。


どんな総会を行なっているのか💭


企画運営を各部署のグループが持ち回りで担当し、月に1回・45分・オンラインで実施しています。

コミュニケーションをとることが目的ですので、私たちの間ではこの総会を”コミュニケーション総会”と呼んでいます。

  1. 仕事やメンバーへのリスペクトを表現すること

  2. 普段関わることが少ないメンバーとの交流を深めるために、部署横断で話す場を設定すること

上記のルールが満たされていれば、企画内容は自由です。その中でも、定着しつつある2つのコンテンツがあるのでそちらを掻い摘んで紹介しますね。


テクニカルな面を知るお仕事紹介💼

総会を運営する部署から1人が代表し、直近携わった業務のアウトプットや学びを共有するコンテンツ。

私たちは普段、担当外のサービスや取り組みについてリリースまでのプロセスを知ることはなかなかありません。

しかし、ここではメンバーが業務を進行する中でどのように思考を巡らせ、どのように表現し、どのように行動をしたのかを5分でギュッと知ることができるのです💡

具体的に、どんな風にお仕事紹介を行なっているのか、実際のプレゼン資料をちょぴっとだけお見せしたいと思います。

🌸🌸🌸

プレゼンの代表者はLIFULL HOME'Sのサービスデザインを主に担当されている谷口さん。題材としたのは、LIFULL HOME'SのサービスにログインするためのUI・UXを設計する施策についてでした。

施策の目的は何か、をはじめビフォーアフターで何がどのように変わったのかを詳しく説明してもらいました。他には、デザインをする上でどのような点を意識したか?であるとか、参考にした書籍の紹介など📚

施策概要の紹介
制作で意識したことの紹介
参考書籍の紹介

お仕事紹介は、アウトプットの共有のみでは分からないリリースまでの苦労や努力を感じられ、メンバーへのリスペクトに繋がるものです。また、担当したデザイナーの思考方法やスキルを吸収して、自分の成長に繋げられる時間だと感じております。

🌸🌸🌸

と、これまでご覧のように内容も濃厚で面白いのですが、より業務や施策を理解してもらうため、プレゼンの仕方を工夫するグループもあります。

例えば、zoomのスタンプ機能を利用し、クイズを織り交ぜたり、リアクションのアンケートを取ったり。

クイズ
リアクションスペース


業務や施策内容の共有ってどうしても説明的で少し堅苦しい感じになってしまいませんか?発表者が一方的であると、独りよがりで寂しい時間になってしまうのではないでしょうか。

コミュニケーション総会では、どのような構成なら見ている人を楽しませられるか色々な方法で考え、相手に興味を持ってもらうための「コミュニケーション」を全員が作ってくれています💡


パーソナルな面を知るコミュニケーションタイム👤

次に紹介するのは、zoomのブレイクアウトルームの機能を利用し、部署の垣根を越え、4-5人が1つのテーマについて雑談をするコンテンツ。

ルームの振り分けは、自部署以外のメンバーとランダムに組まれるので、普段なかなか顔を合わせない人と会話ができる楽しさはもちろん、その人自身の考え・気持ちに触れることで、新しいの価値観の発見に繋がる貴重な時間だと感じています。

雑談のテーマは考えやすく、会話がたくさん生まれるように身近でざっくりしたものが選ばれることが多いです。

例えば、とある会でのテーマはこんなもの。

テーマについての説明

些細な会話の中で、「なにそれ、もっと知りたい!」という気持ちが生まれると、この場以外のコミュニケーションでも話題となったり、更に相手を深く知るきっかけが作れます。

🌸🌸🌸

以上、2つのコンテンツを紹介しましたが、紹介の題材にする業務内容が変わったり、雑談のテーマが変わったり、また会を運営する部署が変わることでテンポ・空気感もガラッと変わります。

その部署”らしさ”を感じられるのも、このコミュニケーション総会の醍醐味といっても過言ではありません💡


さいごに


コミュニケーションはまず、自己開示から始まります。

相手がそれを受け取ってどのような反応が返ってくるか不安になるため苦手意識や恐怖心に繋がるのではないかと気づきました。

しかし、自己開示を受け取る側に回ると、相手の思考に触れる面白さがあり好奇心に変わるのです。

そしてコミュニケーションを繰り返すうちに、相手を理解し、共感が生まれ、良い関係性が構築されることをコロナ禍で改めて学びました。

他者からの影響によって考え方や行動、やりたいこと、なりたい姿が変化しつつ自分”らしさ”を形にしていけるから私は人と関わることが好きなのだと思います。

🌸🌸🌸

というわけで、弊社がコロナ禍でどのようなコミュニケーションの場をつくっているか少しでも伝わりましたでしょうか?

LIFULLに少しでも興味を持って頂けた方は、オンラインでカジュアル面談もお受けしていますので、お気軽にご応募してみてください。
お待ちしております!🙌

クリエイティブ本部デザイン部
サービスデザインユニットサービスデザイン2グループ
Designer
上垣 (うえがき)
----------
2019年4月LIFULLに新卒入社。LIFULL HOME’S 売買物件領域のサイトをメインにUX/UIデザインを担当しています。(2022年3月時点)

この記事が参加している募集

仕事について話そう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?