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悩み→相談→共感→安心感 の罠

こんにちは もりひろです。
今週複数の同業者にキャリアについて「悩んでいる」と相談されたので話の中から気づいたことを書きたいと思います


「悩み方・相談の仕方」の共通点

コロナ禍で気づいたのか、時代の流れもあるのか、キャリアや働き方に模索する人は多くてわたしの業界もそうだ。話を聞いていると

「この前も○○さん、○○先輩・・・と話してたんですよー。これからどうする?ってね。みんな一緒すね」この言葉、100%出るな。。。ん?

<気づき1> 同じ思考や悩みの人に相談している
この「話す相手、相談する相手」が、同じ業界にいる人だと気づきました。確かに、わたしも最初の頃はそうだったなと。
すなわち、比較的同じ思考であり、同じ悩みを抱えがちである人からはなかなか答えは出ない。

<気づき2>「安心感や共感を得たい」に目的が変わっている?
そして、その結果、相談相手も同じ悩みを持っているため(の確率が高い)、「だよね、だよね、どうする」の慰め合いで終わる…(共感止まり)
→みんな同じことで悩んでいるんだ、安心。
→結局答えは見つからないよね みんな そうなんだ。

<気づき3>重要な問題 だけど 緊張感は薄れる
結果、行動に移せる具体的な解決方法のステップが出ないので、今のままで終わる
そして、また同じような悩みを、同僚や同業など似た思考の人と話す・・・
と言った具合に、繰り返している。

結果、麻痺し、そんなに切迫感、本当に解決すべき問題 として取り扱わなくなるが、重要な問題 であることに変わりはなく、頭にはモヤモヤとして残る

そこで、今までの悩み方、相談の仕方をフィードバックしてみました

「今同じ立場にいるような人や同じ業界の人だと、思考が似ているから、結局、お互い同士の共感で終わりやすい。

いっそのこと、すでに成功している人や、過去似たような職種で(私の属性なら、営業や会社員、など)、今は違う道を進み成功している人、何か新しい目標を見つけて進んでいる人 などの話を聞く方が、何か見えてくるんじゃない?」

というと、表情や声のトーンが変わり「確かに!」とみんな言っていました。

悩んでいる人たちの次の行動ステップが見つかった。
ネットでググったり、知り合いや仕事が違う人たちに、聞いてみます。

そうしてみて。 

同じような思考やバイアスがない人と会話をすると、新しい考えがもらえます。
私もまだたくさん解決したいことがあるので、「悩み」で終わらせないように気をつけよう。と自分自身改めて思いました。

今日も読んでいただきありがとうございました!


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