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口に出せない忠誠心とは?

人間だもの。

『自分が達成しようとしている目標の妨げになるような自分の忠誠心は、いつも皆に対して話しているものとは別のものである。履歴書にも書かない。これが「口に出せない忠誠心」だ。

いつも話題に上がるような人物や価値観と同じくらい影響力を持つが、一見分かりにくい。口に出せない忠誠心は、たいてい何らかの必要性、防御の意識、不安感から生じている。それは人間らしいものであり、立派な価値観と同じように社会との関わり方に強く影響するものなのだ。』

書籍「最難関のリーダーシップ」p291から引用

この言葉を見つけた時に、とある組織のティール組織的な自律分散化のプロセスに伴走した時、働かれている方と話す中で、お互いのプライベートに「あえて」踏み込まないことが自身の人生レベルの優先順位を守る最適な方法になっている、と感じているのだな、と思ったことを思い出しました。

そして同時に、漠然と自分らしく生きようとか、つながろうと言うのではなく、どのレベルでそれを成したいのか?の明確化と、その基準を設定することで合わない人は去っていくことを引き受ける覚悟が重要なのだと感じたことも覚えています。

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