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配らなくなった名刺の代わりに作った、オンライン特化型自己紹介シート

世界的パンデミックが始まってから1年半が過ぎ、様々な面でガラリと変化しましたね。

ご多分に漏れず、自分も影響を受けました。
特に、ウェディング小説のサービス。結婚式が延期・中止のラッシュでほとんどの仕事がなくなったんです。

ウェディング小説って何?って人向けにはこちら。


また、新しい人と出会う機会もめっきり減ってしまったことで、仕事を得るチャンスも掴みづらくなりました。


さて、どうしようか。


と、新しいことを始めなければと考えた結果が、表題のモノでした。
もちろん、ウェディングの仕事は激減しましたが、相変わらず法人向けのライフストーリー小説は、継続中です。

その詳しい内容についてはこちら。


ですが、1つの商品だけでは心許なかったんです。

情勢が大きく変わったことで、仕事のやり方やスタイルにも変化が見られていたので、まずはそこに着目しました。

結果から言えば、

・コロナ禍だからこそオンライン商談が爆増
・毎回の自己紹介が面倒臭い
・持て余した名刺がもったいない
・代わる何かが求められている?
・生み出したのがバリューシート

という流れです。

若干、前置き長いのでw
気になる人はオンライン特化型自己紹介シートとはの目次をポチッとw

コロナ禍前より、商談が増えた。

独立・起業している人は特に、だと思います。
今まで打ち合わせのたびに、カフェやオフィスに行き、商談していたはず。

1年半前までは、移動時間などを考えると1日に何件も入れられませんが、リモートワークが急激に進んだことで、1時間おきに予定を詰め込んだ人も多いのではないでしょうか。

このことから、商談時間の効率が飛躍的に上がりました。
あとは、地味に助かっているのが、カフェなどで毎回コーヒーを頼まなくてもいいことw

新しい人と出会うチャンスは減りましたが、自分も打ち合わせ回数は以前に比べて増えたなーという印象を抱きました。

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だからこそ毎回の自己紹介が面倒臭い

徐々に、多くの人がオンライン商談に慣れ始め、初対面の人とも交流する機会が増えてきた頃のこと。

紹介で仕事が回っている、という人なら、ご理解いただけるんじゃないかなって思うんですが……

◆Aさん◆
「初めまして〜。●●さんの紹介で今日はありがとうございます」

◇Bさん◇
「よろしくお願いします」

◆Aさん◆
「●●さんからお仕事の内容はお聞きしていますが、前職とかは何を?」

◇Bさん◇
「そう、前職は〜」


もう、これ何回目の自己紹介?


と。
もちろん、お互い初対面なので、最低限の自己紹介は必須です。

ですが、毎回似たような、同じようなことを言い続けるのは結構しんどかったんです。

人様からの紹介でお仕事をしている方は、紹介された意図を知っていても、相手がどんな人なのかまでは把握できません

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自己紹介なしで進めるのはあまりないでしょうが、この5〜10分があるために、本題を話す時間が削られてしまうのは些かもったいないと感じました。


アイスブレイク


と言われれば確かにそうなのですが、もっとうまく効率よくできるやり方はないのかなーと考えるようになりました。

配らなくなった名刺の存在意義

ほとんどのビジネスパーソンであれば、名刺を持っているはずです。
海外と違って、日本では始まりの挨拶とともに名刺交換するのが基本。

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しかし、コロナ禍になって、名刺を配る機会が激減。

悲しいことに、自分は2020年1月に
「今年もまた、たくさん名刺を配るだろうから1000枚頼むか」
と思って、発注したんですが、あれから1年半。

減った名刺は100枚ちょっとという悲劇w

こればかりは仕方がないと諦めていたんですが、たかが名刺、されど名刺。

名前と会社名、住所だけ載せている人もいれば、顔写真や、事業内容、趣味、略歴、ストーリー、理念、など複数の情報を載せている人もいました。

名刺を通じて、初対面に伝えたいことがあるから表記していたのに、その見せ場がなくなった名刺の価値は半減。

誰もが名刺を持つ世の中だったのに、名刺を使う機会が減ったのならば、何か別のコンテンツが求められているのではないか、と考えるようになったのです。

オンライン特化型自己紹介シートとは

前置きがすごい長くなりましたが、じゃあ一体どんなの作っているのかと。
あれこれと書くよりも、実際に見ていただいた方が早いと思うので、画像を載せます。サンプル的な、自分のものです。

築地バリューシート(表)

上が表面。下が裏面。


築地バリューシート(裏)


500文字程度で、その人のショートストーリーを描き、ストーリーだけではなく人によってサービスの内容、写真、理念、料金表、趣味などをカスタマイズできる自己紹介シート……「バリューシート」と名付けました。

他の制作事例は、また別の記事でご紹介していこうと思います。

ライフストーリー小説と違い、ライトなものではありますが、これまでどんな歩みだったのか、何を目指しているのかが伝わるツールになっています。

ちなみに住み分けとしては、
ライフストーリー小説
深くその人物を知るためのツール

バリューシート
まずはどんな人かを知るためのツール
が分かりやすいかな、と。

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使い方としては主に、打ち合わせ前、事前に送ることをお客様に伝えています。

そうすることで、相手が自分のことをわずかでも理解した状態で話を進められます。
ストーリーの中で、共通点があれば相手からきっと言っていただけるでしょう。親近感も湧いて、ビジネスチャンスが広がる可能性を秘めています。

ちなみにオンライン特化と言っているのは、手渡しではなく、データ上で送ることを想定しているため。

ただ、中には印刷して配りたい人もいるので、紙にした際はA4サイズになっています。チラシの代わりにもなります。

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また、個人的に一番オススメしている使い方は、ビジネスパートナーが自分のことを紹介しようとしてくれている際に送る形です。

こういう仕事をしていると、よく


「あなたをどう紹介したらいいですか?」


と訊かれます。

僕の場合、ライフストーリー作家®︎という一般的には聞き馴染みの無い肩書きを名乗っているため、人様からすれば伝えにくいんですよね。

自分の場合だったら、紹介していただく際の文面を簡単に作れますが、みんながみんな、文章力があるというわけでもないため、紹介の仕方が困る。と悩んでいます。

その際、「このバリューシートを送ってください」と言えば簡単に済みます。

また、いずれこのバリューシートが一人歩きして、いつの間にか知らないところから仕事が入ってくる可能性もあるのでは?と感じています。

ビジネスパーソンが当たり前に名刺を持つように、バリューシートも一人でも多くの人が持つことを願いながら、日々取材をしています。

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2021年1月から始めて、2021年6月現在で70人以上から依頼が入っており、以前に比べて取材回数が圧倒的に増えましたw

これからnoteでは、そんな取材した人たちの想いや僕目線での感想、実際に作られたものもシェアできたらなーって思ってます。

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