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私の便利帳

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私が影響を受けた、クリエイターさんのノートを、集めたマガジンです。どれも大切なのでまとめておきたくて作成しました。
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2020年1月の記事一覧

わかりあえやしないってことだけをわかりあうのさ

テレビにもネットにもある、「この人は叩いていい」という雰囲気が嫌いだ。 反社会的勢力のパーティでの闇営業問題で、最初から疑問なことがあるんだけど、芸人が叩かれて、(反社の人間はもちろんだが)このパーティ会場を貸してるホテルはなぜ叩かれないのだろう。 そして、この反社の人たちが普通にお昼ごはんを食べに行って、代金を払ったら、そのお店は「反社から金を受け取った」って叩かれるべきなのだろうか。 パーティに呼ばれて芸人としての仕事をして、その対価としてお金を受け取ったんだから、お昼

本と旅する森の本屋<土蔵の2階>オープンしました。

本と森と珈琲と。ソファと静寂と。喫茶とちょうど品 エントワの2階、「本と旅する森の本屋」を1月10日にオープンしました。店を引き継いだ当初から2階を見るたびに「なんとかしたい」という思いは募っていくばかり。土蔵の梁と中央にどんとそびえ立つ大黒柱。2階でなにかするなら「本」と決めていました。 持ち前のこだわりすぎる癖が出てなかなかお披露目に時間がかかりましたが、なんとか。思いとか空間を作っていく中での話をまとめてみようと思います。 ----- 喫茶の2階は本だ。本だ。とい

自分の好奇心でダークサイドに落ちないために、「うまく扱う」という考え方

ーー好奇心に振り回される これは私にとって大きな課題である。 好奇心は、度が過ぎると扱いにくくなる友人から興味深いトピックやおもしろい人・モノなどを教えてもらうと、とにかく深く掘りたくなる。深く掘って新しい知識や考え方を発見し、感動してその世界へそっと片足を踏み入れてみたり、時には思いっきりジャンプして探検する。この覗き見欲求から生まれる探求力と行動力のおかげで直感の精度もあがり、好機をたくさん掴んできた。これらの積み重ねが「私らしさ」を形成していることも間違いない。

時間は止まってくれない

先日、僕は仕事中にものすごく嫌なことがあった、という話を書きました。 すると、彼女から「準備してきた仕事が、結局自分でできなかった」という話をされました。 いきなり電話がかかってきました。ちょうどお客様と一緒にいたので、後からかけ直したら、上のような内容のことを言われたのです。 そういう衝動的な怒りや焦燥感も伝えてもらえるくらいの関係になったのかな、と思いました。でも後から「誰にだって、暴れたくなるようなストレスにさらされることがある」ということを思い出すのです。 今

借金の本質とはタイムマシンである

ほとんどの人は「借金怖い!絶対しない!」と考えています。ところが、どうもお金持ちや経営者の多くは「借金!最高!ガンガン借りたい!」と思うようです。 どうも経営者の人々は、借金にたいする感覚が違うみたいなんですね。スタートアップをお手伝いしていると、メンバー間でこの感覚のズレが問題になるケースがあります。 そんなわけで、借金とは何で、どういう効果があるのか。わかりやすく説明しておきたいなと。 借金はタイムマシン現象としての借金は、「返済をともなう金銭の移動」です。実は、借

【vol.1】子どもが生まれると同時に、親も生まれる 元ベビーシッターの兼近さんが考える‟頼ってもいい”優しい子育て

鮮やかなピンク色の髪、パリピ調の語り口。 チャラ男たちが織り成す軽快な漫才で、若い世代を中心に人気を集めているお笑いコンビ「EXIT」の兼近大樹さんとりんたろー。さん。 今一番忙しい若手芸人といっても過言ではないお二人。 意外にも、兼近さんはベビーシッターの経験があります。   今、まさに育児に悩んでいるお母さん・お父さんに伝えたい…! vol.1では、兼近さんならではの子どもへの接し方、そして親御さんへのメッセージを、笑いを交えてお届けします。 プロフィール EXIT(い

【vol.2】やりがいと厳しさ、親を施設に預けること… りんたろー。さんが8年間の現場経験から語る‟介護のリアル”

 鮮やかなピンク色の髪、パリピ調の語り口。 チャラ男たちが織り成す軽快な漫才で、若い世代を中心に人気を集めているお笑いコンビ「EXIT」の兼近大樹さんとりんたろー。さん。 vol.1では兼近さんに育児について伺いました。 https://note.com/takamatsunana/n/n81b67bf480a4  りんたろー。さんには介護職の経験が8年もあります。介護は、現代の家庭にとって身近な問題。  悩みを抱え込んでしまった末に、世間に知られるのは事件が起こってから…

生きる意味も命の価値も、問う必要なんかない。 ーやまゆり事件に想うことー

2020年1月8日。 私にとってとても辛く、とても他人事にできず、何度向き合っても悲しい気持ちにとらわれてしまう事件の初公判が行われた。 45人の入所者を殺傷したやまゆり園の事件だ。 朝から遺族の実名報道など、この事件を再び鮮明に思い出し、苦しくなる時間を過ごした。 気分転換という名のもとに、考えることを避けて、私はいつも通りコルクラボの定例会に向かった。 今回のゲストは登山家の山田敦さんだった。 「好きを突き詰める」をテーマに行われた対談の中で、本筋とはそれるけ

「障害者」という言葉の先へ

 私の住む街に、この冬はじめて雪が積もった。  水気の多い白に覆われた窓の外を眺めながら、「2020年代の未来予想図」について考えていた。とりあえず思いつくまま書き進めていたが、ふと目にふれたネットニュースにキーボードを叩く手が止まった。しばらく悶々とした後、書いていた本文を全て削除した。  「相模原障害者施設殺傷事件」の初公判のニュースである。  報道によると植松聖容疑者は起訴内容を認め、「深くお詫び申し上げます」と述べたものの、舌を噛んだり、口に手を入れるなどして暴

2020年の抱負をnoteに!「#note書き初め」を書いてみませんか?

お題企画「#note書き初め」新年あけましておめでとうございます。 2010年代が終わり、とうとう2020年がやってきました。新しい時代の訪れに、胸が高鳴っている人も多いのではないでしょうか。 そんな新年のはじまりにこそやりたいことといえば、そう!書き初め! 新しくチャレンジしてみたいことや達成したいことなど、胸の高鳴りや前向きな気持ちを「#note書き初め」で書いてみませんか? みなさんのご投稿をお待ちしております!投稿に当たっての形式は自由です。エッセイや小説、イ