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ビジネスリーダーの為のチケット

 MBA取得に対して様々な意見がありますが、特にアメリカでは、ビジネスの世界でCEO等のトップリーダーを目指す方にとっては、そのゴールへのチケットともいわれています。あるデータによるとTOP100Fortuneの40%以上のCEOがMBAホルダーだともいわれています。

 では一体、MBAを取得する事で何が学べるのか説明したいと思います。私がMBAを取得するため、ビジネススクールに通った期間は約2年ほどです。(学校により1年プログラムを提供している学校もあります。)その間に22科目に渡り、ビジネスで必要とされることを学びます。その内容は、ファイナンス、会計、IT、マーケティング、倫理、統計、ビジネスロー、戦略論、経済学、起業論、国際ビジネス論・・・等です。とても幅広いですが、当時、講師の方がMBAでの学習内容を次のように説明していました。”MBAで得られるメリットの1面を簡潔に表現すると、ビジネスに必要な各専門的な部署の方とコミュニケーションをとることができるスキルを学ぶ事。” この表現に関しては、個人的にもすごく的を得ている感じがします。何か専門性を持たせたMBAプログラムの場合は別ですが、一般的にMBAと聞いて、マーケティングだとか特定の専門分野を学ぶプログラムだと勘違いされる事があります。実際は、逆に幅広くビジネスに必要な要素を網羅しているのです。例えば、起業論の授業では包括的にその他のクラスでも学んだ、ファイナンス・会計、戦略、マーケティング、統計(リサーチ)等も生かしゼロから事業計画を事細かく立て、最終的にプレゼンにもっていくまでの内容が組み込まれています。又、学習内容にHarvard business schoolで有名なケーススタディーのように、実際のビジネスでのケースを扱い実践的な対処方法のトレーニング等もあります。だからこそ、ビジネスリーダーとして日々どのように考え複雑な問題をどの様に対処していくべきかを学べるプログラムであるからこそ、MBAはビジネスでリーダーを目指す方へのチケットだとも言われています。

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