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人材開発や組織開発は永遠だ。

ぼくには部下がいる。サービス責任者をしている関係もあって、関係者も含めると10数人だ。ぼくの組織はほとんど文鎮型で、マネジメントに携わっているのはぼくを筆頭にほとんどいない。そんなわけで、ぼくは1日のほとんどの時間をミーティングをして過ごしている。部下の相談に乗ってアドバイスをする。その繰り返しだ。

人材開発や組織開発は永遠だ。ぼくはここ数年、そう考えるようになった。ぼくはキャリアのほとんどを人材開発や組織開発に携わっている。クライアントに研修やコンサルテーションを提供する仕事だ。そして、そのサービスの究極的な目標として、サービス提供者、つまりぼくたちがいなくなっても、クライアント自身が人材開発、組織開発できるようにするということが実しやかに語られていたりする。これまで、ぼくもそう信じてやってきた。でも、それは違った。人材開発や組織開発は永遠である。

外部環境の変化に沿って、ぼくたちは絶えず変化に適応することを求められている。それは、おそらくは100年後も変わらない。そして、ぼくたちは全員漏れなく、生まれ、学び、そして老い、死んでいく。代謝し続けていく。それこそが、人材開発や組織開発が永遠である理由だ。個人は確かに開発される。でも、人類が開発され切ることはない。そうして、人材開発も組織開発もいつまでもつづいていくのだ。

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